こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

本シリーズの概要はコチラ

 

 
前回までのまとめ

 

前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1~320までの作品。

 

★製作国での分類 ( )は前回追加分

 

アメリカ映画         207作品 (+3)
イギリス映画         021作品 (+1)
フランス映画         013作品 
香港映画           011作品 
伊・仏合作映画        005作品 
米・英合作映画        004作品 
イタリア映画         005作品 
フィンランド映画       003作品 
スウェーデン映画       005作品 
ソビエト映画         002作品 
伊・西合作映画        002作品 
伊・仏・西独合作映画     002作品 
伊・米合作映画        002作品 
英・仏合作映画        002作品 
西独・仏合作映画       002作品 
独・米合作映画        002作品 
イラン映画          001作品 
スイス映画          001作品 
スペイン映画         001作品 
台・米合作映画        001作品 
台湾映画           001作品 
デンマーク映画        001作品 
フィンランド・仏・独合作映画 001作品 
ブラジル・米合作映画     001作品 
ベルギー・仏・独合作映画   001作品 
ポーランド映画        001作品 
メキシコ映画         001作品 
伊・西・西独合作映画     001作品 
伊・仏・ベルギー合作映画   001作品 
英・伊合作映画        001作品 
英・仏・マケドニア合作映画  001作品 
香港台湾合作映画       001作品 
濠・英合作映画        001作品 
濠・仏合作映画        001作品 
西・メキシコ合作映画     001作品 
西ドイツ映画         001作品 
西独・英合作映画       001作品 
中・香合作映画        001作品 
日・英合作映画        001作品 
仏・独・ハンガリー合作映画  001作品 
仏・独合作映画        001作品 
仏・米合作映画        001作品 
米・英・伊合作映画      001作品 
米・英・仏合作映画      001作品 
米・西独合作映画       001作品 
芬・瑞合作映画        001作品 

カナダ映画          001作品 

米・カナダ合作映画      001作品 (+1)

 

※(芬)蘭=フィンランド (瑞)典=スウェーデン (濠)太剌利=オーストラリア

 

★公開年での分類 (計320作品)

 

1940年代 000作品 
1950年代 015作品 
1960年代 029作品 
1970年代 092作品 (+5)
1980年代 069作品 
1990年代 088作品 
2000年代 025作品 
2010年代 002作品 

 

★allcinemaのジャンル分類(重複あり)

 

ドラマ       133作品 (+1)
サスペンス     082作品 (+2)
アクション     056作品 (+2)
コメディ      047作品 
犯罪        044作品 (+1)
ロマンス      026作品 
西部劇       012作品 
SF        017作品 
ミステリー     015作品 
スポーツ      007作品
ホラー       015作品 
アドベンチャー   007作品 (+1)
ファンタジー    008作品 
戦争        007作品 
ミュージカル    003作品
パニック      006作品 
ファミリー     003作品
ギャンブル・賭博  002作品
青春        011作品 (+1)
音楽        006作品 
歴史劇       003作品 
伝記        003作品 
任侠・ヤクザ    001作品
料理・グルメ    001作品

エロティック    004作品 

学園        001作品 

モンド       001作品 

 

★私の分類(重複あり)

 

人生哲学        124作品 (+1)
サイコ         033作品 (+1)
社会不信        031作品 
群像劇         026作品 
スーパーエージェント  019作品 (+2)
法廷劇         008作品 
奇妙な愛        026作品 
女性の人生       006作品
テロリストとの対決   007作品 
モノクロ        025作品 
デストピア       015作品 
戦争の現実       011作品 (+1)
プリズンブレイク    005作品 
マカロニ・ウェスタン  004作品
ワンカット       002作品
ユニーク        003作品 
コミカルホラー     005作品 

 

という結果になっております。

 

生成AIによる「サイレント・パートナー」のように

サンタの格好で銀行強盗するモルモットの画像

 


 

本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第53弾~第55弾でセレクトされていた321~325作品になります。

 

作品No.321 月下の恋(ホーンテッド) (1978)

(原題 HAUNTED イギリス映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ロマンス ホラー

私のジャンル分類 : サイコ

監督 : ルイス・ギルバート

 

冒頭の展開
 

・本作は英国の豪華な古い屋敷で起こる不思議な出来事が描かれたゴシック・ホラー。屋敷を訪れる事になった主人公のデイヴィッドは、幼い頃に双子の妹が川で溺死するのを目の前で目撃した過去がある大学教授でした。

 

・妹の死後、幽霊の存在を否定する研究に半生を費やしたデイヴィットはインチキ霊能者ハンターの超心理学者としての有名になりますが、そんな彼はある日、イギリスの郊外にある屋敷から届いた手紙に記されていた幽霊譚に興味を持ち、調査のために現地に赴く事にしました。

 

・デイヴィッドに手紙を出したテスという老婆は「事故で亡くなった屋敷の所有者の3人の子供の面倒をずっとみていたが、その間屋敷の中にいる幽霊に悩まされ続けている」という手紙をデイヴィットに送っていたにも関わらず、デヴィッドが会ってみると一言も喋らず、怯えた目でずっとデイヴィッドを見つめているだけだったのです…

 

呆然とした目でデイヴィッドを見つめるテス。

 

★一口ポイント 本作はミステリー映画ですので、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、もう少しだけヒントを書かせて頂ければ「幽霊=邪悪な存在」とは限りません。

 幽霊は善や悪で割り切れる存在ではなく、過去にやり残した事を想いが遂げられるまで何度も繰り返し再生し続けるような存在なのかもしれないのです…

 

本作における幽霊は「チェンジリング」と同様

過去に起こった出来事を何度も繰り返して

投影しているような存在なのです…

 

私のブログはコチラ

 


 

ここから第54弾

 

作品No.322 超能力学園Z (1982)

(原題 ZAPPED! アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : SF コメディ
私のジャンル分類 : スーパーエージェント
監督 : ロバート・J・ローゼンタール

 

冒頭の展開

 

・理系少年のバーニーは、マウスに超能力を発揮させる薬の実験を行っていた時、誤って自分自身も薬を浴びて超能力を発揮できるようになってしまいました。

 

・翌日、自分が超能力を使える事を自覚したバーニーは、悪友のペイトンと一緒に超能力を使ってイタズラを始めます。

 

・野球で大活躍をしたり、いじめっ子を撃退したり、遊園地で景品ゲットしたりと超能力があれば何でもやり放題!バーニーはこれまでの人生で味わう事ができなかった青春をエンジョイするのです!

 

やったぜ!これなら絶対ホームランだ!

 

★一口ポイント ポスターに描いてあるようなエッチなシーンもあるのですが、本作はどちらかというと“ピュアな高校生カップルのさわやか恋愛映画”。

 本作が発掘良品にセレクトされている理由は、作品の完成度というよりは「ちょっとしたイタズラや冒険」を映画を観ている観客が楽しく笑ってくれていた1980年代の無邪気なテイストが味わえる映画だからだと思います。

 

こういう映像を無邪気に楽しめたのが80年代!

本作は80年代テイスト全開の作品です😆

 

私のブログはコチラ

 

 

 

作品No.323 おかしなおかしなおかしな世界 (1963)

(原題 IT'S A MAD MAD MAD MAD WORLD アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : コメディ

私のジャンル分類 : 群像劇

監督 : スタンリー・クレイマー

 

冒頭の展開

 

・映画の冒頭で派手な自動車事故が発生して一台の車が崖に転落してクラッシュ!近くを走っていた4台の車の運転をしていた男たち5人は、運転手を助けるために崖の下へと向かいますが運転をしていた老人は虫の息。

・老人は混濁した意識の中で「ロジータビーチ州立公園に35万ドルが埋めてある。目印はWだ…」と呟いて息絶えてしまい、何の事か分からず途方に暮れる5人でしたが、直後に刑事が現れ亡くなった男は強盗で刑務所に収監されていたグローガンという男で、刑務所を脱走して逃走中だった事が判明します!

 

・刑事は5人の男たちにグローガンが何か言っていなかったと尋ねますが、状況を理解した5人は何も言わずに死んだとトボケて、警察が去った後、我先に車を走らせてロジータビーチ州立公園へ向かうロードレースをスタートさせたのです!

 

対向車も気にせずに爆走する男たち!

リアル・チキチキマシンの勝者は誰!?

 

★一口ポイント インパクトのある邦題ですが、これは日本の配給会社が適当に付けた邦題ではなく、原題の「IT'S A MAD MAD MAD MAD WORLD」をそのまま直訳したもの!

 

 
そんな本作は35万ドルの現金の隠し場所を呟いて亡くなった強盗の言葉を信じた男女が、現金を自分のものにするために、我先にと目的地へたどり着こうとするルール無用の現金争奪戦を描いたドタバタ映画なのです!!
 

私のブログはコチラ

 

 

 

作品No.324 殺したいほど愛されて  (1984)

(原題 UNFAITHFULLY YOURS アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : コメディ

私のジャンル分類 : 奇妙な愛

監督 : ハワード・ジーフ

 

冒頭の展開

 

・本作は女性に縁がなかった芸術家肌のクロードという指揮者が、超美人のヨーロッパ人女優ダニエラと結婚した後、彼女が誰かと浮気していないか心配で、気が気でなくなってしまうコメディ映画。尚、クロードを演じているのは三枚目俳優のダドリー・ムーア、ダニエラを演じているのはナスターシャ・キンスキーですので、不釣り合いな夫婦である事は誰の目にも明らかです。

 

・演奏旅行に行く事になったクロードは、留守の間のダニエラの安否を心配して、付き人に「彼女が危険な目に逢わないように見張っていて欲しい」と頼んでいたのですが、英語が堪能でない付き人は勘違いして私立探偵にダニエラの行動を見張って報告するよう依頼してしまいました。

 

・帰国したクロードは、ダニエラの事を信じていたので私立探偵の報告書を読まないつもりでしたが、報告書に「留守の間に、男性とダニエラが自宅のマンションで一夜を過ごしていた」と書かれているのを読んで仰天してしまったのです!

 

どうしても中身が気になり

ゴミ箱に捨てた私立探偵の報告書を

拾いに行ってしまうクロード!

 

★一口ポイント 本日の作品の原題は「UNFAITHFULLY YOURS」。UNFAITHFULは「浮気する」という意味ですので“あなたの浮気”みたいな意味でしょうか?
 ですが本作は1948年に公開された映画のリメイク作品であり、そちらの邦題は「殺人幻想曲」。

 どちらも陰惨なタイトルですが、ストーリーはコメディタッチの「旦那様は心配症!」みたいな作品なのです!

 

私のブログはコチラ

 

 

 

ここから第55弾

 

作品No.325 カリフォルニア・ドールズ (1981)

(原題 THE CALIFORNIA DOLLS アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ スポーツ

私のジャンル分類 : 人生哲学

監督 : ロバート・アルドリッチ

 

冒頭の展開

 

・【前提】本作は「思い通りにならない人生を歩んでいる主人公たちが、それでも自分の夢を叶える為に人生を賭けて運命に立ち向かう映画」を撮り続けられたロバート・アルドリッチ監督の遺作となった本作です。

 

・本作の主人公は、女子プロレスで栄冠を勝ち取るために場末の巡業をこなしている2人の女子プロレスラーと、彼女たちの成功に人生を賭ける老マネージャーのハリー。

 

・地元で事務員の仕事をしていた2人は、ハリーに勧誘されて人気レスラーになるべく地方巡業を重ねてプロレスラーとしてのキャリアを積んでいましたが、そんな2人の未来は順風満帆とは言いがいたもの。地方興行のプロモーターはファイトマネーをピンハネし、戦う場所も場末のリングばかりで、対戦相手もメジャー選手とは言い難い人選ばかりだったのです…

 

場末のリングで日本の女子レスラーに

ボコられてしまう2人。

日本人には嬉しいシーンてすが、

アメリカ人としては悲しくなる光景…

 

プロモーターのハリーはいい奴ですが

カリフォルニア・ドールズは万年金欠状態!

車を動かすガソリンすら無いのです!

 

★一口ポイント 本作に限らず、ロバート・アルドリッチ監督の作品の根底に流れているのは“人生とは思い通りに行くものではない!”という冷めた視点!
 彼の作品に登場するキャラクターは、夢を挫かれたり、人生を否定されたり、運命に捻じ伏せられたりしている苦しんでいる人々ばかり!
 本作のカリフォルニア・ドールズの二人も、どん底の状況にも関わらず決して人生をあきらめず、自分たちの夢を叶える為に乾坤一擲の大勝負を決断するのです!

 

人生に負けるな!

カリフォルニア・ドールズ!!

 

私のブログはコチラ

 

 
 

 

 

 

という訳で次回は発掘良品第53弾~第55弾のラインナップから

 

作品No.326 パリは燃えているか

作品No.327 ホーリー・マウンテン

作品No.328 サンタ・サングレ/聖なる血

作品No.329 パワー・プレイ

作品No.330 テナント/恐怖を借りた男

 

という5つの作品のアーカイブをしてみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします😘

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

どうぞよろしくお願いいたします。