こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と教えて!ChatGPTというテーマで

 

ほんとうのピノッキオ(2019)

(原題:PINOCCHIO)

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

教えて!ChatGPTとは

近年発展著しいAI (人工知能)。映画の中でも、人類をサポートしてくれたり、破滅させようとしたり、管理しようとしたりしたAIも、いよいよ我々にとって身近な存在へとなりつつあるよう思われます。


本シリーズでは、AIの一つであるChatGPTに映画の解説をしてもらい、解説された内容について考察してみようと思います。果たしてChatGPTの映画解説は、人間を凌駕するのでしょうか?

 

 
本作をセレクトさせて頂いた理由

 

本作は2019年に公開されたイタリアの映画 。

 

ピノッキオの原作である「ピノッキオの冒険」を執筆されたのはイタリア人の作家カルロ・コッローディ氏ですので、イタリア人の感覚で考えるなら、自国の作品であるピノッキオが、某アメリカの映画会社の作品だと思われるのには、なんとなく違和感がるあのではないかと考えられます (日本に置き換えるなら「桃太郎」がアメリカのアニメ作品だと勘違いされてしまうのは、ちょっとイヤかもしれませんね)。

 

恐らくですがこの方が世界一有名な

アメリカ映画のピノッキオ!

 

 

そんな訳で、2002年にもイタリア版の「ピノッキオ」という映画が製作されましたが、コチラは「ライフ・イズ・ビューティフル」映画で嘘つきの父さんを演じたロベルト・ベニーニという俳優のイメージが強い作品であり、ロベルトが演じたピノッキオはどう見ても木彫りの人形には見えませんでした…

 

こちらがロベルト・ベニーニ扮した

2002年版のピノッキオでしたが

あまり子供の人形には見えませんでした…

 

 

 

ですがCGが発展した2019年に公開された本作は、ピノッキオの容姿は某アニメ映画よりもずっとリアルな木彫り感のあるテイスト!!

 

木の質感を完全再現している

本作のピノッキオ。

 

 

今回は、そんなイタリア版のピノッキオに関してChatGPTは一体どんな評価をしているのかが気になり、セレクトさせて頂きました😊

 

果たしてイタリア版ピノッキオに対する

ChatGPTの評価は!?

 

 

教えて!ChatGPTさん

 

ここで前回同様の質問をChatGPTに投げかけてみようと思ったのですが、ChatGPTの世界は日進月歩らしく、Twitter上でChatGPTの事を発進されていらっしゃる「きたがわ 🍥 ChatGPT活用術」様の発信によれば、より効果的な回答をChatGPTから引き出すためには、いくつかのお約束があるとの事でしたので、今回はきたがわ様がおススメしていらっしゃる「要約して」と「わかりやすく」という言葉を加えさせて頂いた質問とさせて頂きました!

 

参考にさせて頂いた、きたがわ様のツイートはコチラ!

 

こちらの表を活用させて頂きました😊

 

 

ChatGPTへの質問と回答は以下の通り。

 

質問:2019年に公開された「ほんとうのピノッキオ」という映画を、400文字程度でわかりやすく要約して下さい (ある程度の長さが必要だと思い、300文字を400文字に変更いたしました)。

 

 ChatGPTの解答 


「ほんとうのピノッキオ」は、イタリアの作家カルロ・コッローディが書いた児童文学作品「ピノッキオの冒険」を原作とした2019年のイタリア映画です。監督はマッテオ・ガローネが務め、主演にはフェデリコ・イエヴェラがキャストされています。
 

映画は、カルロ・コッローディの原作に忠実に基づいており、架空の木製の人形であるピノッキオの冒険を描いています。
 

ピノッキオは、魔法使いによって人間に変身することを目指して、様々な困難に立ち向かいながら成長していきます。
 

映画は、イタリアの美しい風景や美術品を駆使して、時代背景を忠実に再現しています。

また、物語の中でピノッキオが出会う様々なキャラクターたちの表情や演技も、非常にリアルで感情移入しやすくなっています。

 

映画のテーマは、「誠実さ」、「勇気」、「友情」など、子供たちにとって非常に重要なものであると言えます。ピノッキオの冒険を通じて、観客は彼の成長と、彼が真実を語り、良心を持ち、自分の誤りを正すことの重要性を学ぶことができます。
 

全体的に、「ほんとうのピノッキオ」は、原作に忠実で、美しい映像、リアルな演技、重要なテーマを持っている、非常に魅力的なイタリア映画です。
 

おお。

 

なんか、これまでよりずっといい感じの回答になりましたね😊

 

 

尚、私なりに添削させて頂くと以下の様になります。

 

※正しい内容は〇、やや異なっている内容は△、間違っている内容は×、観た人によって感想が異なる部分については●とさせて頂いております。

 

 ChatGPTの解答 


 「ほんとうのピノッキオ」は、イタリアの作家カルロ・コッローディが書いた児童文学作品「ピノッキオの冒険」を原作とした2019年のイタリア映画です。監督はマッテオ・ガローネが務め、主演にはフェデリコ・イエヴェラがキャストされています。
 

 映画は、カルロ・コッローディの原作に忠実に基づいており、架空の木製の人形であるピノッキオの冒険を描いています。
 

 ピノッキオは、魔法使いによって人間に変身することを目指して、様々な困難に立ち向かいながら成長していきます
 

 映画は、イタリアの美しい風景や美術品を駆使して、時代背景を忠実に再現しています。

 また、物語の中でピノッキオが出会う様々なキャラクターたちの表情や演技も、非常にリアルで感情移入しやすくなっています。

 

 映画のテーマは、「誠実さ」、「勇気」、「友情」など、子供たちにとって非常に重要なものであると言えます。ピノッキオの冒険を通じて、観客は彼の成長と、彼が真実を語り、良心を持ち、自分の誤りを正すことの重要性を学ぶことができます。
 

〇 全体的に、「ほんとうのピノッキオ」は、原作に忠実で、美しい映像、リアルな演技、重要なテーマを持っている、非常に魅力的なイタリア映画です。
 

んんん。

 

ちょっと惜しいですねあせるあせる

 

 

△とさせて頂いた「ピノッキオは、魔法使いによって人間に変身することを目指して、様々な困難に立ち向かいながら成長していきます」という部分で一番違和感を感じたのは「様々な困難に立ち向かう」という箇所!!

 

ご存知のようにピノッキオの物語は、知識やモラルや倫理観がない子供はどうなってしまうのかを描いた、「いやいやえん」のような「子供自身が精神的に幼いままでいる事の危険性を学ぶ物語」となっているために、様々な困難に立ち向かわなかった結果、どうなるかが描かれている作品!!

 

 

ですので本作のピノッキオは、某アニメのピノッキオと同様に、ゼペット爺さんの言う事を聞かず、学校にも行かず、詐欺師たちに金貨を奪われ、悪友と共に堕落した結果、ロバになって強制労働を強いられる人生を歩む事になります!

 

ゼペットじいさんの元から逃亡し

夜中に家に帰ったピノッキオは

暖炉の前で寝てしまい両足が焼失!!

 

学校に行くと約束しながら

人形劇見たさに脱走するピノッキオ!

 

詐欺師にそそのかされて

金貨を土に埋めて奪われるピノッキオ。

 

 

ああ。

 

やはり本作は、様々な困難に立ち向かいながら成長する物語ではなく、様々な困難を自ら引き寄せてゆく愚かなピノッキオの姿を描いた作品ですね!

 

 

さて、果たして本作におけるピノッキオは、最後には人間になる事ができたのでしょうか?

 

それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。

 

一度は勉強する気持ちになり

魔法使いから人間にしてあげようと

約束されたにも関わらず

誘惑に負けて堕落の国へ旅立つ

ピノッキオの明日はどっちだ!?

 

 

【私の感想】愚者でいる事の恐怖

 

皆様がご覧になる楽しみを奪わないよう、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、本作に限らず、すべてのピノッキオの映画に共通して描かれているのは、ピノッキオの選択が子供でも分かるほど愚かであり、愚かな選択の結果、辛酸をなめる事になるピノッキオの姿は見ていられないほど哀れで物悲しいという事。

 

ですので、まだ善悪の判断があやふやな幼児や子供にとってピノッキオという物語は、ひょっとしたら自分の身にも降りかかるかもしれない残酷な運命を描いた恐怖譚のように感じられるかもしれません…

 

愚行の果てに木に吊るされるピノッキオ!

子供とってこのシーンは

良い子ではなかった恐ろしい末路として

映るのではないでしょうか…

 

 

 

そう。

 

人の振り見て我が振り直せ。

 

 

ピノッキオの物語とは、愚かなピノッキオの末路を見る事で、勉強の大切さや、モラルの重要性などを視覚(小説の場合は聴覚)で学んでゆく機会となる「しつけの本」であると考えられるのです。

 

苦い薬を飲まないという

ピノッキオの前に現れたのは

棺桶を運んでいる鬼!

 

…ひょっとして薬って飲まないと

死んじゃうの!?

ごめんなさい。ちゃんと飲みます!!

 

 

そうだ!

 

折角ですのでChatGPTに「ピノッキオ」は、子供のしつけに役立つ話なのかを尋ねてみましょう!

 

 

質問:古典小説の「ピノッキオ」には、子供のしつけや教育に役立つような具体的なエピソードは記されているのでしょうか?

 

 ChatGPTの解答 


「ピノッキオ」は、イタリアの作家カルロ・コッローディによって書かれた児童文学の古典小説です。この物語には、子供のしつけや教育に役立つような具体的なエピソードがいくつか含まれています。
 

例えば、物語の冒頭で、木彫りの人形であるピノッキオが、嘘をつくと鼻が長くなるという不思議な現象が描かれています。これは、子供たちに正直であることの大切さを教えるためのエピソードであり、ピノッキオが嘘をついた結果、どんどん鼻が伸びていく様子が描かれています。
 

また、物語の中盤では、ピノッキオが学校に通うようになり、勉強することの大切さを学びます。彼は勉強を怠って遊びに興じた結果、やがて大変な目に遭うことになります。このエピソードは、子供たちに勉強を怠らないことの重要性を教えるために描かれています。
 

さらに、物語の後半では、ピノッキオが親切な人たちと出会い、彼らの行動を見て、他人に優しくすることの大切さを学びます。このエピソードは、子供たちに他人を思いやる心を育むことの重要性を教えるために描かれています。
 

以上のように、「ピノッキオ」には、子供のしつけや教育に役立つような具体的なエピソードが多数含まれています。
 

ああ。

 

これはとても素晴らしい解説ですね!

 

 

実は、某アニメ版の「ピノッキオ」で描かれていないのは、太字にさせて頂いた部分!!

 

ですが本作にも2002年版にも、このシーンはキチンと描かれており、妖精や魔法使いがいなくても、ゼペットじいさんやおしゃべりコオロギがいなくても、映画のラストで親切な人に出会ったピノッキオは、誰に言われるでもなく、自分自身で価値ある存在となるよう行動するようになっているのです。

 

瀕死のゼペットと再会したピノッキオは

ゼペットに飲ませる牛乳を得るために

自ら進んで労働に従事します。

これは、困難に立ち向かったのではなく

心の中に他者への優しさが

芽生えたからではないかと思います…

 

 

私見ですがそんな本作は古典小説のピノッキオをCGを駆使して映像化した、美しいイタリアの映画であると同時に2022年に某有名アニメ制作会社が、過去の自社アニメ作品をリメイクする事を知った映像系監督のマッテオ・ガローネ氏が、どうせ新作を作るのならイタリア人の心の原風景のような「ピノッキオ」を作るので見比べて欲しいと考えて作り上げた、ピノッキオ本家の捲土重来を期した作品だっのだはないか?と思うのですが、皆様はどう思われるでしょうか?

 

2022年に公開された「ビノキオ」は

果たして子供の心を育むような

作品だったのでしょうか?

 

私としては、嘘をついて伸びた鼻を

どうやって元に戻したのかを

美しく映像化した本作の方を

子供や孫と一緒に観たいと思っています😊

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

私的な作品の尊さとは?

 

というテーマで

 

ちびまる子ちゃん

わたしの好きな歌

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

★おまけ★

併せて観たいマッテオ・ガローネ監督作品
「五日物語 3つの王国と3人の女」

 

3つの童話を連結させ、

男女双方に教訓となるような

恐ろしい結末の血まみれ童話として

描いている本作ですが
3つの話の主役は全員女性!

 

幸せになりたいと

強く望んだ女性たちは

“過ぎたる望みに対する代償”を

払わせられるのです…