こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も

想像力と
発掘良品の発掘
第八弾


というテーマで

ダークシティ



という映画をご紹介したいと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします。






カチンコ 胡蝶の夢の真相は?カチンコ 



映画の世界では

 

描かれた映像が常に現実とは限りません!




夢や妄想などの

 

脳内のイメージも映像化できる

 

映画というメディアでは

 

描かれている映像が現実なのかは

 

ラストまで分からない場合も

 

少なくありません…

 

 

 


本日の作品は

 

30年代のフィルムノワールのような世界。





けれど、そんな世界の裏で起こっている事が

 

夢か現実か最後まで判然としない

 

胡蝶の夢のようなダークファンタジーなのです!





カチンコ アバウトなストーリー カチンコ


「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば

本作の解説は以下の通り


闇に閉ざされた都市の謎をめぐる

SFスリラー。



はい。

 

この解説通り、本作は

 

闇に閉ざされた都市が舞台!

 

 

 

 

 

なんと本作は、常に夜のシーンしか描かれず

 

登場する人物たちもみんな

 

夜中に動き回る生活を送っているのですが

 

なんと、毎晩夜12時になると

 

街の全ての人間たちが突如く眠ってしまい

 

、電車や自動車など動くものも

 

自動的に動きを止めてしまうのです!

 

↑12時になった瞬間、街の住人は寝てしまいます…

 

 

 

 

 

けれど、そんな全てが眠った街の中で

 

不思議な動きが起こります。

 

 

 

 

 

なんと、街の建物が勝手に動いたり

 

家具や調度品が変化して

 

街が勝手に変化してしまうのです!!

 

↑ビルが勝手に隆起してるあせるあせる

 

↑部屋のテーブルも勝手に豪華にあせるあせる

 

 

 

 

えっ。

 

 

 

 

これって夢の映画?

 

( ̄Д ̄;;

 

 

 

 

 

いいえ。

 

これらは現実に起こっている事!






人間たちが眠ってしまうのも

ビルや調度品を変化されてしまうのも

 

地下に住んでいる

 

不気味な人間たちの仕業だったのです!


↑人間たちが寝るのを待っている不気味な人たち!



↑彼らは街が眠っている間だけ、地上で行動するのです…





…全てが理解不能ですね

 

(-"-;A

 

 

 

 

けれど、本作はちゃんとストーリーのある

 

SFサスペンス映画!

 

 

 

 

 

この街に住む主人公の男は


眠りから目が覚めた時

 

自分が見知らぬホテルの部屋におり

 

同室に女性の死体があるのを

 

発見するのです!

 


↑彼が目覚めたのは浴槽ですが

彼はこんな部屋に、全く見覚えがありませんでした。





状況が分からず混乱する男ですが


何故か、彼の部屋には警察が殺到して来たため

 

彼はなんとか逃げ延びて

 

自分が何者で、何が起こったのかを知るために

 

僅かなヒントを頼りに

 

夜の街を徘徊する事になっていくのです!

 

↑俺は一体何者なんだ…

 





さて、この謎に満ちた世界では

 

一体何が起きていたのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。



↑街の秘密を知って驚く男!

これは現実の世界なのか、それとも彼の妄想か?





カチンコ 想い出は至高の宝 カチンコ


街の住人達は、12時に寝ている時に

 

地下の人間たちによって

 

勝手に人格や職業を変更させられて

 

過去の自分を忘れて

 

翌日から、何事もなかったように行動し

 

地下の住人たちは

 

そんな人間の行動をつぶさに観察します!

 

↑私は…えっと…そうだ、歌手だったわ!

 

↑じ~。

 

 

 

 

 

けれど、いくら彼らが観察しても

 

見えてこない事は

 

過去を忘れた人間たちのリアルな記憶!






そう。

 

 

 

 

きっと人間は、記憶を失っても

 

なんとなく行動して生きて行く事はできますが

 

忘れ難い想いや感情は

 

忘れてしまえば再現する事はできないのです!



↑男にも、忘れてしまっていた思い出が!!





本作は、記憶を失くした男が

 

大切な過去の思い出を蘇らせるために行動し

 

地下の住人たちの野望を打ち砕いていく

 

感情の大切さを描いた物語!

 





人間とは、パターン通りに動く人形ではなく

 

自分の感情を持って前に進む

 

アイデンティティによって生きる生き物なのです!

 

↑人の行動パータンを観察すれば

人間の感情が理解できるようになるのでは?

 

↑いいえ。人間はそんなに単純ではありません!

海に行きたいという行動は、

パターンではなく、過去の思い出による感情から

来ているものなのです…





という訳で次回は

 

70年代

エンターテイメント

 

というテーマで

 

激走!5000キロ



という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。






ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

合格おまけ合格

 

 

①夢と現実の境界線のような

発掘良品の映画に興味がある方へ…

 

音譜13Fの回はコチラ音譜

 

 

 

②現実と空想の区別がつかなくなる

ジル・ドゥ・ラ・トゥレット症候群の人の映画に

興味がある方へ…

 

音譜フィービー・イン・ワンダーランドの回はコチラ音譜

 

 

 

③暗い街と怪しい人と思い出の映画に

興味がある方へ…

 

音譜ロスト・チルドレンの回はコチラ音譜