こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマの番外編として
プラネット・テラー
in グラインドハウス
という映画をご紹介したいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
メキシコ系アメリカ人監督
前回ご紹介させて頂いたパラサイトと
本シリーズの8回目でご紹介させて頂いた
フロム・ダスク・ティル・ドーンは
共にロバート・ロドリゲス監督の作品!
↑本年公開された「アリータ:バトル・エンジェル」も
ロドリゲス監督の作品です!
ロドリゲス監督の持ち味といえば…
ヒスパニック系らしい情熱的でセクシーなヒロイン!
↑ロドリゲス監督のセクシーダイナマイト!
(「フロム・ダスク・ティルドーン」より)
ラテンなテイストの決めポーズ!
↑ロドリゲス監督のラテン・テイストの決めポーズト!
(「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」より)
とんでもない爆薬の量!
↑ロドリゲス監督の火薬多めの大爆発!!
(「デスペラード」より)
エクストリームな残酷描写!
↑血しぶきが舞い、手足首が吹き飛ぶ超残酷描写!
(「シン・シティ」より)
そしてザ・B級映画という空気感!
↑あ … … …これってB級ですよね
(「マチェーテ」より)
そして、これら全部がてんこ盛りなのが
本日の作品なのです!
アバウトなストーリー
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
本作の解説は以下の通り
ロバート・ロドリゲスが
60~70年代に流行ったインディーズ系低予算映画
=グラインドハウス映画の体験を再現すべく、
盟友タランティーノと競作した企画
『グラインドハウス』。
そのロドリゲスバージョンがこの作品だ。
街を埋め尽くすゾンビに立ち向かう人々を
エキサイティングに描いていく。
冒頭、いきなりフェイク映画の予告編で始まったり、
ヒロインの武器が義足代わりに取り付けられた
マシンガンだったりと、遊び心は満載。
そんな面とは裏腹に、
多彩なキャラクターや毒々しいクリーチャーなど、
ゾンビ映画としての魅力もしっかりと持っている。
B級ゾンビ映画ファンなら
垂涎ものの作品と言えるだろう。
…メチャメチャ熱のこもった解説ですね
( ̄_ ̄ i)
映画の冒頭、ダンサーとして
場末のキャバレーで働いていたチェリーは
仕事場から帰る途中で
つい最近別れた恋人のエル・ロイに再会します。
↑映画の冒頭、ゴーゴーダンスを踊るチェリー
(ロドリゲス流セクシーガール!)
エル・ロイの車に乗せてもらい
家へと向かう事にしたチェリーでしたが
途中でゾンビの襲撃を受け
右足を食いちぎられてしまいます!
実はその晩、軍の施設でトラブルがあり
人間をゾンビ化させるガスが
周囲にまき散らされていたのです!
↑軍のCD1というゾンビ化ガスが流出!!
(ロドリゲス流B級テイスト!)
チェリーを救うために
彼女を病院へと搬送したエル・ロイでしたが
病院にも感染が広がり
医師や看護婦たちも犠牲になっていきます!
↑感染が感染を呼び、病院内もパニック状態へ!
(ロドリゲス流エクストリーム描写!)
緊迫した状況の中、冷静なエル・ロイは
無敵の強さでチェリーを救い出し
生き残った保安官や医師や住人などと共に
メキシコへの脱出を試みますが
その為には軍のヘリを強奪しなくてはなりません!
↑この騒動を引き起こした軍人は
何故かみんな、ガスマスクを着用しています!
さて、一体なぜ軍の施設には
ゾンビ化ガスが保管してあったのでしょう?
そして、エル・ロイの正体と
右足を失ってしまったチェリーの運命は?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
強いぞエル・ロイ&チェリー!
(ロドリゲス流決めポーズ&大爆発)
B級は低レベルではない!
前述した通り本作は
ザ・B級映画テイストのホラー映画!
けれど、B級=観る価値がないもの
とは限らないのです!
B級作品だって楽しめるのが映画というメディアです!
ロバート・ロドリゲス監督の目指したのは
60年代~70年代に量産された
B級テイストのサスペンスやホラーの復権!
90年代以降、ビジネス化し
ビッグバジェット映画だらけになった映画界に
かつては情熱やアイディアで
自分の好きな映画を作る事ができた
という事を若い世代に伝え
誰が何と言おうと、好きなものは好きと言って良い
という事を伝えたロドリゲス監督や
クウェンティン・タランティーノ監督などの功績で
2000年以降り映画界には
メジャーとは別の価値観によって見出された
インディーズ監督たちが
多数輩出される事となっていくのです!
↑本作のポスターは、
かつて隆盛を極めたグラインドハウス(二番館)の
雰囲気を再現したものなので
デス・プルーフという作品と二本立てとなっています
ヽ(=´▽`=)ノ
そう。
映画の価値というのは
予算の額や出演した俳優では決まらず
その映画を観た観客が
作品を愛したかどうかで決まるもの!
B級映画をこよなく愛する観客にとっては
こんなテイストの作品が
今後も作られ続ける事が幸せなのです
↑ダンサーの実力を舐めるんじゃないわよ
という訳で次回は発掘良品に戻り
負け犬の青春
というテーマで
ヤングゼネレーション
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①デス・プルーフに興味がある方へ…
②70年代のグラインドハウス系映画に
興味がある方へ…
③2010年世代のグラインドハウス系映画に
興味がある方へ…
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