こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日は
 

想像力と
目指せアベンジャーズ!

 

というテーマで
 

アンブレイカブル
 

 

という映画をご紹介したいと思いますので


どうぞよろしくお願いいたします。







はてなマーク どんなスーパーヒーロー はてなマーク



本作に登場するスーパーヒーロのは
 

厳密にはヒーローではなく
 

ひょっとして自分はスーパーヒーローかもしれない?
 

という感覚を抱いている普通の男!





スーパーヒーローとは認定されるものでないので
 

自分がヒーローだと認識すれば
 

自称してもかなわないと思うのですが
 

本作の場合、当人自身が
 

今まで自分がスーパーヒーローだと考えた事もなく

 

平穏な人生を送ってきた男だったのです…







カチンコ アバウトなストーリー カチンコ



「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
 

本作の解説は以下の通り


不滅の肉体を持つ男をめぐる異色スリラー。




…うん。
 

まぁ、そういう話ですね。






主人公のデイヴィッド・ダンは
 

フィラデルフィアで生活している警備員。


↑デイヴィットは地味で寡黙な男です。






彼には妻子がいますが、現在別居を考えており
 

デヴィッドは新たな勤務先を探すため

 

ニューヨークへ面接を受けに行くのですが
 

面接から帰る列車が大事故にあってしまうのです!





列車は脱線し炎上してしまい
 

乗員・乗客132人が死亡してしまうのですが
 

なぜかデイヴィットだけは
 

かすり傷一つ負わずに生き残ったのです!

 


↑デヴィッドが生きていた事を知り息子はホッとしますが

彼自身はなぜか釈然としません。





自分が生き残った事に訝しむデイヴィットですが
 

新聞記事で時の人となったデイヴィットの元に
 

病気や怪我知らずの超健康体の人を探している人から

 

招待状が舞い込んできます。


↑「死の列車クラッシュから一人生還!」の記事。






思うところがあって案内状の送り主に会いに行くと
 

彼はデイヴィットに対して
 

なぜ君は、大事故で死ななかったと思うか?
 

という質問を投げかけてきたのです。

 

 

 

 

 

 

案内状を送ってきたのはイライジャという名の
 

生まれながら骨が弱い虚弱体質の男。






アメコミのスーパーヒーローに精通しているイライジャは
 

自分が虚弱体質として生まれる運命だったのなら
 

逆に、強靭な肉体を持って生まれたきた運命の人間も

 

存在するのではないかと考え


対象となる人間を探し続けていたのです!


↑いきなりぶしつけな質問をしてくる男。

なんであんたは強靭なんだ?





そう言われてみるとデイヴィット自身も
 

生まれてから病気をした記憶が一度もありません。






けれどデイヴィットには

 

小学生の頃にプールで溺れて死にかけた事と
 

大学時代に車の事故で怪我を負い
 

フットボール選手をあきらめた過去があったのです!


↑イライジャは、その後も執拗にデヴィッドに近づき

彼の肉体を調べようとするのです!





さて、果たしてデイヴィットは
 

ヒーローの資質を持って生まれてきのでしょうか?






それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑俺は平凡な警備員…のはずなんだが…






カチンコ シャマラン監督作を楽しむコツ カチンコ



本作はシックス・センスやヴィジットなどを作られた
 

ナイト・シャマラン監督の作品!





そしてシャマラン監督作品の持ち味と言えば

世にも不思議な物語みたいな

 

平凡な世界に潜む、ちょっと不思議を感覚です!






彼の作る作品の多くは
 

ちょっとアレっ?と思う不思議な出来事の裏に
 

意外なオチが付けられるもの。





ですので、彼の作品の本質は映画というより

 

トワイライトゾーンや世にも奇妙な物語のようなTVの番組の
 

本来30分くらいのショートストーリーを
 

時間をかけてじっくりと描いていく内容が多いのです!






ですので本作も、もしある日突然

 

自分の事をスーパーヒーローじゃないかと尋ねてくる男に
 

出会ったとしたらどうする?

 

というお話に、アッと驚くオチが付いてくるような映画

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

↑シャマラン監督作品はオチ見せ厳禁なので

詳細はご説明しませんが

スーパーヒーローマニアのイライジャの存在が

本作のキーとなっています!

 

 




けれど本稿で解説したいのは
 

オチではなく、ヒーローの自覚に関する問題!






デイヴィットは平凡な男なので
 

自分がスーパーヒーローのような存在だとは
 

思ったこともありませんでした。







けれどイライジャから
 

なぜ警備員という人を守る職業を選んだ?

なぜ犯罪都市NYに行こうとしている?

そして、

 

なぜ愛する妻子と距離を置き
彼らがトラブルに巻き込まないようにしている?


と問いかけられると


自分が普段無自覚にしていた行為が
 

まるでスーパーヒーローの行動みたいではないかと

気付いてしまうのです!

 


↑デイヴィットの息子だけは

父親が普通の人間ではない事に薄々気付いていますが

デイヴィットは頑として否定するのです。

 




そう。





人は才能があっても自覚がなければ
 

本来進むべき道へと歩みだすことができないもの!






本作は、平凡に生きていたデイヴィットが
 

イライジャによって啓発され
 

スーパーヒーローとして目覚めていく誕生物語。

 

↑もし、ひょっとして、俺がヒーローだとしたら…

何をすべきなのだろう?

 

 

 


 

 

数あるスーパーヒーローの誕生譚の中でも
 

最も感動的な映画だと思います。


↑ヒーローが生まれる瞬間が描かれた映画!




どこにでもいる普通の人間が
 

ヒーローとしての第一歩を踏み出すというのはきっと
 

本作のような感じなのだと思います。

 


↑ちなみに2019年に本作の続編となる「ミスター・ガラス」が

10年の時を経て爆誕!

 

↑左がイライジャ!右がデイヴィット!では真ん中は??

4月24日にDVDが発売されました!









という訳で次回は
 

スーパーヒロインの憂鬱
 

というテーマで
 

Gガール
破壊的な彼女

 

 

という映画をご紹介したいと思いますので
 

どうぞよろしくお願いいたします。






ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

合格おまけ合格



①平凡な男がTV番組の影響で

スーパーヒーローの自覚してしまった映画に

興味がある方へ…!


音譜スーパー!の回はコチラ音譜





②ナイト・シャマラン監督の

祖父母の家に行ったら怖かった映画に

興味がある方へ…

 

音譜ヴィジットの回はコチラ音譜





③ナイト・シャマラン監督がプロデュースされた

エレベーターに乗ったら怖かった映画に

興味がある方へ…

 

音譜デビルの回はコチラ音譜