こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
家族のこわい映画

 

というテーマで
 

鬼ママを殺せ
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。





メラメラ 日米過激タイトル対決 メラメラ



鬼ママを殺せって、すごいタイトルですね

( ̄Д ̄;;





けれど本作の原題は
 

THROW MOMMA FROM THE TRAIN
(電車からママを投げ飛ばせ)
 

ですので、より過激なタイトルですあせる





けれど、そんな過激なタイトルの本作は
 

ヒッチコックの名作をベースにした映画なのです!






カチンコ アバウトなストーリー カチンコ

 

 

 

「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば

 本作の解説は以下の通り

 

 

 

大学で創作を教える男は、

一世一代の傑作を妻に持ち逃げされ、

以来小説が書けなくなっていた。

 

妻はその小説を自分の名で発表、

ベストセラー作家に。

 

ある時、生徒から持ち込まれた相談を、

交換殺人と勘違いし…。

 

 

 

 

…えっと。

 

この解説は明らかに間違っています汗

 

 

 

 

 

 

主人公の小説家のラリーが

 

離婚した妻に傑作を持ち逃げされてしまい

 

スランプになったのは事実!

 

↑小説が書けなくなった小説家のライリー。

 

 

 

 

 

 

ラリーはTVなどで

 

成功した妻を見るたびに頭に血が上り

 

あいつを殺してやりたいと大声で叫ぶほど

 

元妻を憎んでいました。

 

↑ラリーの小説を盗んで発表した妻は

今やマスコミでも大人気!

 

 

 

 

 

 

小説が書けなくなったラリーは

 

大学で小説の書き方講座を担当する事で

 

生計を立てていたのですが

 

授業の参加者の中に

 

一風変わった中年の男性がいたのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

彼が書くミステリー小説は

 

殺人犯が相手を殺す動機が書かれておらず

 

話として成り立ちません

 

↑先生。僕の小説はどうでしょうか?

うん。ダメですね。

 

 

 

 

 

 

男に感想を聞かれたラリーは

 

動機がないと小説として成り立たないので

 

良いミステリー作品を観て勉強しましょうと言って

 

ヒッチコックを観る事を勧めます。

 

↑ヒッチコックのミステリーには動機があるから

映画を観て参考にしてみてよ!

 

 

 

 

 

 

素直な男は、さっそく映画館へ向かい

 

偶然上映していた見知らぬ乗客という作品を観て

 

何かを悟ったように笑顔になります!

 

↑偶然やっていたのは「見知らぬ乗客」。

 

 

 

 

 

 

ちなみに見知らぬ乗客とは

 

妻と別れたがっている有名テニス選手が

 

偶然列車に乗り合わせた男から

 

あなたの妻を僕が殺すので

 

代わりに自分の母親を殺して欲しいという

 

交換殺人を持ちかけられるサイコ・サスペンス!

 

↑そうだ!僕が君の妻を殺しても

動機がないから警察に疑われませんよね?

だから僕があなたの妻を殺すので

代わりにあなたが僕の母親を殺してください!

 

 

 

 

 

あれっ。

 

 

 

ラリーは元妻を殺したいと言ってましたから…

 

 

 

 

 

 

はい!

 

 

 

 

 

 

実は男は、母親を殺したがっており

 

ラリーが男にヒッチコック観るのを勧めたのは

 

ラリーの妻を男が殺せば

 

交換に自分の母親を殺害してもらえると勘違いし

 

ラリーの妻を殺す事にしたのです!

 

↑なるほど先生。これが動機ってヤツですね!

 

 

 

 

 

 

さて、勘違した男は、ラリーの元妻を

 

殺害してしまうのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

そして男が殺して欲しい彼の母親とは

 

どんな女性だったのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑さぁ、奥さんの間近まで来ましたよ先生!

もう少しで任務達成です。

 

 

 

 

 

 

 

カチンコ 動機ではなく限界 カチンコ

 

 

 

男は、あまり頭は良くないですが

 

とても温厚な性格。

 

 

 

 

 

けれど、彼の母親は

 

温厚な彼でも耐えられない攻撃的な性格!

 

↑同居している男に罵詈雑言を浴びせ続ける母親。

 

 

 

 

 

彼の母親は男が尽くしても

 

感謝など一切せず、ひたすら罵倒し続け

 

そんな日々を送る男の頭では

 

この母親を殺してしまいたいという想いが

 

燻り続けていたのです!

 

↑このバカ、アホ、グズ!と言われ続けた男の心の中には…

 

 

↑こんな風にしてやりたいという衝動が!

 

 

 

 

 

 

ですので本作の場合、母親を殺したい理由は

 

動機というよりも衝動的なもの。

 

 

 

 

 

 

例え、大事に尽くしてきた母親でも

 

限界MAXを超えれば

 

殺したくなってしまうかもしれないのです!

 

↑おいバカ息子。さっさとコーラ持ってこいグズ!

(ああ。コーラに殺鼠剤を入れたいあせる

 

 

 

 

 

映画の後半では

 

母親殺害を強要される事となったラリーが

 

男の母親と話しを試みると

 

彼女はラリーに対しても容赦ない罵りを続け

 

ラリーは男の苦労を理解し

 

彼に同情するようになっていくのです…

 

↑初対面でこの表情!

 

↑母親に怯えまくっている男は

母親を黙らせるために、突然ラリーを攻撃!

お母さんがそんな怖いのあせる

 

 

 

 

 

本作は、そんな鬼ママに呆れながらも

 

本作では惨劇は起こらず

 

映画のラストはじんわり来るハッピーエンド!

 

↑映画のラストで列車に乗るラリーと母子!

果たして鬼ママは、電車から放り出されるのでしょうか?

 

 

 

 

 

けれど、本作のように

もし自分が鬼ママを介護する事となり

一切感謝されない

 

罵倒され続ける人生を送る事となったとしたら

とてもこわい状況だと思うのですが

皆さんはどう思われますか?

 

↑やっぱり毒を飲ませたくなっちゃいますかね…汗

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

理想と現実

 

というテーマで

 

サバービコン

仮面を被った街

 

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

合格おまけ合格

 

 

 

①ヒッチコックの見知らぬ乗客に

興味がある方へ…

 

 

音譜見知らぬ乗客の回はコチラ音譜

 

 

 

 

 

②妻を殺したい男の映画に

興味がある方へ…

 

音譜マッチポイントの回はコチラ音譜

 

 

 

 

 

③物事を曲解して行動する男に

興味がある方へ…

 

 

音譜知らなすぎた男の回はコチラ音譜