こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日は
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

知らなすぎた男

 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。 






私としての

 

本作品のお勧めポイントは3つ!




お勧めポイント①
脱力系俳優ビル・マーレイの
ハイテンション!



主人公のウォーレスを演じるのは
 

不思議な魅力を持つ俳優ビル・マーレイ。


↑「ロスト・イン・トランスレーション」のビル・マーレイ




ビル・マーレイの持ち味は
 

いつも気だるそうで
物事に全力で立ち向かわない


という脱力感!

 

↑「ゾンビランド」でゾンビのフリをして

襲撃をやり過ごそうとしているビル・マーレイ。






コーヒー&シガレッツでも!
 

 

 

 

恋はデジャヴでも!

 


 

 

 

天才マックスの世界でも
 

 

 

 

 

 

彼はいつも、憂鬱そうな顔をして
 

気だるそうな態度で
 

色々やらかしてしまうのです!


↑いまいち真剣さが足りないので

色々やらかしてしまうのがビル・マーレイの魅力!

(「ゴーストバスターズ」より)




けれど本作におけるビル・マーレイは

 

超ポジティブでハイテンション!

 

↑やぁ!元気だった?

超ポジティブでハイテンションのビル・マーレイ。

 

 

 

 

いつもの気だるさはどこへやら

 

本作では、思いっきり陽気なキャラを演じる

 

ビル・マーレイなのですが…

 

やらかしてしまうのは、いつも通りなのです!

 

↑やぁ元気!始めまして!!

初対面の義妹にもハイテンション!

(ちなみに人違いです…)

 

 

 

 

 

 

お勧めポイント②
空気の読めなさが幸いして

危機脱出!

 

 

 

 

ウォーレスは自分の誕生祝いに

 

イギリスに住む弟の家に遊びに来た男。

 

 

 

 

 

驚かせてやろうと

 

サプライズで訪問した弟の家ですが

 

銀行員の弟はその晩

 

自宅にドイツ人の顧客を招待して

 

接待する予定だっため

 

陽気だけど何をするか分からない

 

ウォーレスは邪魔!

 

↑突然の闖入して来た兄貴に困惑する弟夫妻。

 

 

 

 

 

だから弟は

 

かつて俳優を目指していたウォーレンを

 

シアター・オブ・ライフという

 

素人参加型のお芝居に参加させる事に

 

してしまうのです!

 

 

 

 

 

シアター・オブ・ライフは

 

芝居に参加する素人が

 

町の電話ボックスにかかってきた事件を

 

アドリブで解決していくという

 

RPGのような即興劇!

 

 

 

 

 

 

これなら芝居が上手くないウォーレンでも

 

上手くエスコートしてもらえると考え

 

参加させた弟でしたが

 

電話ボックスにかかって来た電話は

 

偶然ですが、本物の殺し屋への

 

殺人依頼だったのです!

 

↑電話の相手は

「お前はスペンサーか?」と聞いてきましたが

芝居だと思ったウォーレンは

「そうだスペンサーだ」と答えてしまい

ウォーレンに殺しの指令が出されてしまいます!

 

 

 

 

 

さて、イギリスのみならず

 

世界を大混乱に巻き込む陰謀の中心に

 

全く状況を把握せずに

 

参加する事になってしまったウォーレンは

 

果たしてどうなるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑全てが芝居だと思っているウォーレンは

彼を殺害しようとする人間にも

楽しそうに立ち向かってしまうのです!

 

「よし。お前の事は始末してやる!」

実弾入りの銃とは知らず

相手に向けて発砲しようとするウォーレン。

 

 

 

 

お勧めポイント③
入れ子構造と

練り込まれた脚本!

 

 

本作は

 

素人が劇に参加したと思ったら

素人が世界的な陰謀に

巻き込まれていた

 

という

 

入れ子構造(ミザナビーム)の映画!

 

 

 

 

 

入れ子構造とは

 

同じ形で、大きさの異なる物が
 

組み入れられたものの事!

 

↑入れ子構造の例

 

 

※入れ子構造の詳しい解説は

以前に「喰女-クイメ-」という映画の回で

書かせい頂きました!

 

音譜「喰女-クイメ-」の回はコチラ音譜

 

 

 

 

 

 

ウォーレンが素人劇だと思って

 

行動したり喋ったりした事が

 

世界的な陰謀の中で重要な意味を持ち

 

大事件と深くかかわって来る

 

というのは逆を返せば

 

世界的な陰謀を画策した人々の計画が

 

気がつけばウォーレンの素人芝居に

 

されてしまったという事!

 

↑世界的な陰謀にウォーレンが巻き込まれたのか?

それとも、ウォーレンの素人芝居に

世界的な陰謀が巻き込まれてしまったのか?

 

 

 

 

 

そんな複雑な話を

 

誤解される行動やセリフを多用し

 

お笑いのコントのように仕上げた本作は

 

いつもと違うビル・マーレイの

 

飄々としたキャラの魅力によって

 

笑えるサスペンス映画となっているのです!

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

↑ロンドンの裏路地で

チンピラに財布を出せと言われて

いよいよ芝居が始まったと喜ぶウォーレン!

けれど、財布を取られて

笑っているウォーレンを見たチンピラは

なんだか不安になるのです!

 

 

 

 

 

あまり知られていない作品ではありますが

 

思いっきり突き抜けた

 

ビル・マーレイの演技が見たい方には

 

観て頂きたい一本なのです!

 

↑映画のラストで

ソビエトの舞踊団と一緒になって踊り狂うウォーレン!

素人芸をしているつものりなので

フリが違っていても、全然気にしていないのです

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

愛の話

 

というテーマで

 

ある愛の詩

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑本作が入れ子構造を意識した作品だと思う理由は

世界的陰謀に深く関わっているが

マトリョーシカだから!

 

 

↑超危険なマトリョーシカが設置してある

パーティ会場で演技と勘違いして踊り狂うウォーレン!

 

さあ、この映画は世界的陰謀話なのか?

それともウォーレンの素人芝居話なのか?

最後までドキドキなのです

(*´∇`*)

 

 

 

 

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