こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日は
想像力と
ファイティング・ガール
というテーマで
永遠に美しく…
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
自己顕示欲の戦い!
他者と優劣を競いたいというのは
人間の持つ原始的な欲望のひとつですね。
他者よりも家柄が良いとか
学歴や年収が高いとか
優れた技術や経歴を誇りたいという人は
いっぱいいると思われます。
そして、そんな人の中には
他者よりも若さを誇りたいという方も
いるのではないでしょうか?
本作は、そんな若さに執着する
2人のファイティング・ガールを描いた
ブラック・コメディなのです
ヽ(=´▽`=)ノ
アバウトなストーリー
本作の主人公は
往年の美人女優のマデリーン!
↑主役はわたくし
既に若くはないマデリーンですが
仕事が減りつつあっても
私は若くて美しいという気位は人一倍あり
酷評されている舞台でも
私こそが美人で主役で注目の的という歌です
そんなマデリーンの舞台を
勝ち誇ったように観に来ていた旧友のヘレンは
婚約者のアーネストを
マデリーンに引き合わせました。
↑年増が無理しちゃってwwwww!
未婚のマデリーンに自分の幸せな姿を
見せつに来たヘレンでしたが
アーネストが高名な整形外科医だと知った
マデリーンはアーネストを誘惑し
気がつけばマリアからアーネストを略奪して
自分が結婚してしまいます!
↑婚約者を見せつけようとしたマリアですが
マデリーンは巧みに篭絡し
アーネストの心を奪ってしまったのです。
略奪婚のショックでおかしくなったマリアは
精神病院へと入院。
↑ゴミ屋敷と化しち家で一日中テレビの前で
殺害されるマデリーンの映画を
ニヤニヤした顔で繰り返し観ていたマリアは
家賃も滞納して精神病院へ…
マリアとの幸せ対決で
勝者に見えたマデリーンでしたが
更に歳月を経ると
アーネストの整形技術では
マデリーンは若さが保てなくなってしまい
その結果、夫婦仲は険悪となり
アーネストはアルコール中毒となってしまい
整形外科医を辞めて
死化粧の専門家となってしまいました。
↑マデリーンを崇拝していたアーネストですが…
仕事も私生活も破綻しました…
なんか登場人全員が
悲惨になっていく映画ですね…
(-"-;A
けれど、そんな時マデリーンの元に
病院から退院したマリアから
パーティ開催の知らせが届いたのです!
以前とは逆に
今度は落ち目のマリアをあざ笑うおうと
意気揚々とマデリーンは
マリアのパーティへと向かったのですが
そこで見たマリアは
以前と変わらぬ美しさを保っていたのです!
↑あれっ!彼女、50歳のはずなのに!!
さて、一体どうやってマリアは
以前の美しさを取り戻したのでしょうか?
そして、嫉妬に狂ったマデリーンは
どんな行動に出たのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑く、悔しい!
何で、あの子は私より若く見えるのよ
自己顕示欲に理由なし!
作品を観る楽しさを損なわないために
これ以上の解説は
差し控えさせて頂きますが
ここまでマデリーンとマリアが争う理由とは
一体なんなのでしょうか?
その謎が分かった時
アーネストも映画を観ている私達観客も
えっ。そんな理由で?
と呆れて頭を抱えてしまうのです!
↑えっ!そんな理由なの
そう。
自己顕示欲には
深い理由なんてありません!
ただ相手の言葉に悔しかった
ムカついた、腹が立ったなどの些細な理由で
人は他者と争うものなのです!
↑あんたが昔から大っ嫌いだったのよ!
それはコッチのセリフよ!
だから自己顕示欲には
円満な終わりなんてありません!
名声だって、お金だって、成功だって
若さだって、寿命だって、
本来争うようなものではないのですから…
↑本作には、若さの自己顕示欲を満足させる
魔法のアイテムが登場します。
けれど、それを手にすると
今度は、自己顕示欲が満たされた後の人生を
どう送るかが問われるのです。
永遠に若くなれとしたら
何をして過ごせばよいのでしょうか…
と言う訳で次回は
2010世代の
自己顕示欲
というテーマで
トラジディ・ガールズ
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①本作の監督ロバート・ゼメキスの
死をテーマにした作品に興味がある方へ…
②実父VS義父の自己顕示欲の戦いに
興味がある方へ…
③俳優の老化問題について
興味がある方へ…