こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
コングレス未来学会議
という映画を通して
想像力と夢工房
(ドリーム・ワークス)
というテーマで
お送りしたいと思います。
今回もドリームワークスから離れ
俳優のキャラクター化
の未来
について考えてみたいと思います。
アンディ・ウォーホルによって描かれた
マリリン・モンローンは
彼女の出演している映画を
全く知らない人でも知っている現代アート。
↑あ~。これ知ってる!
でも、これって
おかしくないですか?
その人間を知らないのに
キャラだけが永遠の存在となる。
けれどこれこそが
究極のキャラクター化なのです!
三国志や金太郎だって同様!
実在した人物がキャラクターとなり
様々な人が自由に扱い
新しい物語を想像させていく。
↑こちら、三国時代の曹操
↑こちらも曹操!
↑こちらも曹操!
↑まさかのコチラも!!!
昔から続いているこの手法は
これから先の時代
俳優たちのあり方にも
適用される可能性があるのです。
コングレス未来学会議は
俳優ロビン・ライトが実名で登場する映画。
ロビン・ライトといえば
フォレスト・ガンプや
プリンセス・ブライド・ストーリーなどが
有名ですね!
↑80年代末のお姫様キャラといえば
ロビン・ライトです!
けれどこの二つは
ずいぶん昔の作品。
今の若い人に
ロビン・ライト知ってる?
と聞いても
ひょっとするとあまり認知されていないかも
しれません。
↑注目度の高かった頃のロビン!
映画では
やや落ち目なロビン・ライトに
映画会社から、ある提案がなされます。
その提案とは
俳優としての
キャラの所有権を
映画会社に販売する
というもの。
???
( ̄_ ̄ i)
どういう意味?
簡単に説明すると
ロビン・ライトというキャラを
データ化することで
アニメやゲームのキャラのような存在にして
彼女自身が映画に出演しなくても
映画会社が自由に
彼女の出演作制作できるというもの。
これに契約すれば
ロビン・ライトという俳優は
手塚マンガのキャラクターのように
会社側の意向で
様々な映画に出演できる事になるのです。
故手塚治虫先生は
自分のキャラを作品にあわせて登場させる
スターシステムという
画期的キャラ活用方法を思いつきました!
これはきっと
映画からヒントを得たんですね
(*´∇`*)
最初は拒否していたロビンですが
20年間分の巨額の契約金
難病の子供のための時間
そして
気難しい性格のために
良い映画出演のチャンスを
何度もダメにしてしまった過去を思い出し
最終的には契約することにします。
↑病気の息子のために
自由な活動ができないロビンは…
自分で演技をするという権利を売り払う
苦渋の決断をするのです。
彼女は全身のデータや声を録音され
ロビン・ライトというキャラクターとなりました!
↑彼女の全身そしてしぐさなどをデータ化!
あとはコンピュータで演技させます。
データですから
当然、年齢や身体能力の調整なども自由自在!
彼女は
バイオ・ハザード系のアクション映画で
人気女優となっていくのです。
↑ヒャッハー!
って、これは
「博士の異常な愛情」のキングコング大佐では?
( ̄_ ̄ i)
これって考え方としては
面白いですね!
もし日本で実行できれば
菅原文太
田中邦衛
松田優作
を同時に出演させて
海軍大将を
登場させられます
\(^▽^)/
↑俳優をキャラ化すれば
実写版で、これが可能となります!
そして映画は
一気に時代が20年ほど飛び
年老いたロビン・ライトが
次の契約のために
映画会社の会議(コングレス)に参加する
という展開になるのですが…
その頃には既に
次世代の俳優のキャラ化ビジネスが
用意されていたのです!
映画とは
映画会社によって作られた作品を鑑賞して
観客が満足したり、不満足に思ったするもの。
けれど
もし自分自身がストーリーを決め
自分の好きなキャラになり
やりたかった冒険や恋愛などを
自由にできるようになれば…
そう!
俳優のデジタル化の次に待つのは
脳内で
自分を俳優に変換できる薬
の開発
だったのです!
↑飲めば私もマリリン・モンロー!
20年後の社会では
誰もがバーチャルな世界で
好きなキャラになって人生を楽しんでいます。
↑人の作った映画なんて観るより
好きなキャラになって
自由に楽しんじゃいましょ~
もはや
現実世界の自分というものには
価値を感じなくなって…
↑現実の自分?
そんなのどうでもいいでしょ!
さて
そんな世界に迷い込んでしまった
ロビン・ライトは
一体どうなってしまうのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑ロビンは
現実の世界に戻ることができるか?
いや
そもそも、戻る必要があるのでしょうか?
CGの普及によって誕生した
俳優のデータ化は
シャーテイルのような
今までにない映画作りを可能にしました。
そしてさらに次世代では
俳優という存在は
画面の中のキャラクターで
いられ続けられるのでしょうか?
↑脳内では
私、アンジェリーナ・ジョリーみたいな魚!
…こんなキャラに自分自身がなって
自由に海中を泳げるなんて
楽しそうじゃないですか?
↑たとえ現実ではこんな状況でも…
映画は
たった100の歴史しかありません。
だからこそ
次の世代で求められる映像体験は
今とは違うものになる可能性もあるのです。
という訳で次回は
ドリームワークス作品に戻って
作るべき映画とは?
というテーマで
プリンス・オブ・エジプト
という映画を解説してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑色々なことを考えさせられるこの映画は
少々難解ですが
着眼点は素晴らしいと思います!
皆さんが想像する未来の映画って
どんなものなのでしょう?
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