こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

シーラ号の謎
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。






前回ご紹介させて頂いた
 

殺人ゲームへの招待は

Clueというゲームを映画化したもの。

 

 

 

 

 

 

ゲームに則った内容の作品ですので
 

ファンの方々にとっては
 

実際の人間がゲームの駒のように行動する
 

夢のような作品でした
 

ヽ(=´▽`=)ノ



↑さぁ皆さん、ゲームの駒になって楽しみましょう!

音譜「殺人ゲームへの招待」の回はコチラ音譜






けれど…

もし現実の世界で、

 

lueのようなルールを用意して
 

プレイヤーたちをお互いに競わせたとしたら
 

そのゲームは

 

作り手の思い通りに進むのでしょうか?


↑実際に、様々な場所を用意して

プレイヤーに推理ゲームをさせたとしたら

どんな結果になるのでしょう?







人間とは、行動を制御できない生物。






だからこそ
 

他者をゲームの駒のように動かそうとしても
 

思い通りにはいかないものなのです…






このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①

ゲームのような設定で

他者を駒のように扱った人間の

顛末が描かれた映画だから

 

 

 

 

 

映画の冒頭、シーラという女性が

 

夜のパーティの帰り道に

 

車に轢かれて死亡してしまいます!

 

 

 

 

 

 

シーラは有名な映画プロデューサーである

 

クリント・グリーンの妻。

 

 

 

 

 

という事は、本作は

 

妻を殺した犯人を映画プロデューサーが

 

捜していくサスペンス映画?

 

 

 

 

 

観客がそう思っていると

 

画面上では、いきなり一年が経過し

 

クリントが自分の所有する豪華ヨットで

 

親友6人をと一緒にクルーズを楽しもうと企画し

 

招待状を送るシーンになります。

 

 

 

 

 

 

ちなみにクリントは、大のゲーム・マニア!

 

↑俺はゲームが大好きなんだ!!

 

 

 

 

 

彼は、旅の余興として

 

参加者それぞれに秘密のカードを渡し

 

カードに書いてある秘密が

 

誰の秘密なのかを当てていくというゲームに

 

参加する事を提案します。

 

↑集められた6人とは

シナリオ作家の夫と財産家の彼の妻、

マネージャー、映画監督、女優とその夫です。

 

 

 

 

 

ゲームの正解者へのご褒美は

 

クリントが次回作としてプロデュースする予定の

 

妻の死を映画化したミステリー

 

ラスト・オブ・シーラの主要キャストの座!

 

 

 

 

 

友人たち6人は

 

それぞれの思惑を胸に秘め

 

クリントのゲームに参加する事を承諾しますが

 

それは、新たな惨劇の幕開けとなっていくのです!

 

↑自分の妻の死を映画化!?

そんなスキャンダルな映画は大ヒット名違いなしだ!

この企画は、絶対に参加したい!!

 

 

 

 

 

さて、クリントの企画したゲームとは

 

どんな内容だったのでしょう?

 

 

 

 

 

そして、このゲームに参加した人たちには

 

何が待ち受けていたのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑クリントのヨットの船室の中はゲームだらけ!

彼は筋金入りのゲームマスターなのです。

 

 

 

 

 

映画の冒頭の雰囲気は

 

妻が死んだにも関わらず

 

友達とゲームを楽しもうとするクリントは

 

一体どんな人間なのか?

 

と思ってしまうかもしれませんが

 

物語が進行していくと

 

彼は、のんきにゲームをしているのではなく

 

この船旅を通して

 

6人の裏の顔を暴こうとしている事が

 

徐々に分かってきます。

 

↑みんな前では楽しそうですが

一人になると決して笑っていないクリント。

 

 

 

 

 

 

彼の用意したカードには、乗船者6人の

 

私的な秘密、過去のスキャンダル

 

そして隠している犯罪などが書かれており

 

秘密の対象者が誰なのかが

 

次第に分かって来ると

 

消去法で最後に残ったカードに書いてある

 

ショッキングな秘密が

 

全員の目の前で暴露されるという仕組み。

 

↑You are an EX-CONVICT(あなたは前科者)。

さて、これは誰の秘密?

 

 

 

 

…友達の隠している秘密を

 

みんなの目の前で暴いていくなんて

 

クリントはイヤなヤツですね

 

( ̄_ ̄ i)

 

 

 

 

 

 

けれど、このゲームは

 

クリントの執念によって生み出されたもの。

 

 

 

 

 

 

彼が、友達たちの目の前で

 

重大な犯罪に関与している人間の正体を

 

暴こうとしていたのです!

 

 

 

 

 

仲間とのヨットでの旅では

 

犯罪者が途中で逃走する事もできません。

 

 

 

 

 

 

遊びのように見えて

 

友人の罪を弾劾しようとするクリントは

 

犯人を逃亡できない環境へと誘いこんでいのです!

 

↑クリントは何を知っていたのか?

 

 

推薦理由②

犯罪者を追い詰めたいなら

罠を用意しろ!

 

 

 

 

 

けれど、周到なクリントには

 

一つだけ見落としていた事がありました。

 

 

 

 

 

 

それは、犯人以外の人間も

 

感情のある生き物であるという事。

 

↑一見すると、楽しそうにゲームに参加する6人ですが…

 

 

 

 

 

彼らの中には

 

クリントがゲームを企画した意図を見抜き

 

逆にこのゲームを

 

自分のために利用しようとする人間も現れます!

 

 

 

 

 

人間は感情のある生物であり

 

ゲームの駒のように

 

完璧にコントロールできる存在ではなく

 

場合によってはゲームマスターに牙を剥く

 

予測不能な生き物なのです…

 

 

推薦理由③

人は他者をゲームの駒として

操り続ける事はできない

 

↑本作はミステリーなので

詳細を書く事は差し控えますが

映画のラストでは二重のどんでん返しがあり

後味の悪いラストが待ち構えています。

 

ちなみに原題は

「THE LAST OF SHEILA(シーラの最後)」。

 

果たしてクリントの妻のシーラの最後は

どのような扱いとなっていくのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

地獄の70年代NY!

 

というテーマで

 

グロリア

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑ゲームは6回戦の予定でしたが

思わぬ出来事によって

2回目の途中で終了となってしまいます。

 

クリントりゲームは

シーラ号に搭乗した別の人ゲームへと

変わっていったのです…

 

 

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