こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマで
殺人ゲームへの招待
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
ゲームの映画化といえば
皆様は、どんな作品を思い浮かぶでしょう?
ストリート・ファイターズのような
アクション系の作品?
↑「ストリートファイター 暗殺拳」より
ダンジョン&ドラゴンのような
RPG系の作品?
↑映画版「ダンジョン&ドラゴン」より
それともバトルシップのような
ボード系作品のまさかの映画化?
↑見えない敵を攻撃する「バトルシップ」は
なんとボードゲームの古典「海戦ゲーム」のです!
他にもたくさん存在すると思いますが
中でも最も映画化が難しいのは
殺人事件の容疑者を探せ!
という
ミステリー系ゲームではないかと思います。
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
世界的に人気の
ミステリー系ボードゲーム
クルー(Clue)を
原作に忠実に
映画化した作品だから!
本作は推理を駆使するボードゲーム
クルーを映画化した作品。
↑アメリカのPARKER BROTHERS版のクルー
このゲームはプレイヤーが
洋館に招待された訪問者となって
館内で起こった殺人事件を解決するゲーム。
犯人は誰か? 凶器は何か?
犯行現場はどの部屋か?
などを推理していきます。
推理のヒントとなるのは
各人の手元に配られている
容疑者カード、凶器カード、部屋カードの3枚。
↑Clueで使われる3種類のカード。
誰が犯人で、狂気は何で
どの部屋で殺したのかを推理していき
推理が外れた人が次々と脱落していくという
推理&消去法で勝敗が決まります。
そんなゲームの内容を
忠実に映画化したこの作品は
ファンにとってたまらない
サービス精神に満ちた作品なのです。
舞台となる洋館はもちろん
ゲームで使用されている9つの部屋も
完璧に再現!
↑クルーと言えば、人里離れた洋館でしょ!
↑こちらはビリヤード・ルーム。
各自の手元には
カードと同じ凶器も届けられます。
↑こちらスパナ!
↑こちらは燭台!
もちろん招待客も
ゲームの参加人数と同じ6人です!
↑曲者ぞろいの6人の招待客。
でも、彼らは一体どうして
古い洋館にやって来たのでしょう?
それは、彼ら全員に
人に言えない借金があったから!
彼らは全員
弱みを握られて脅迫されている人々・
洋館を訪れた理由も
脅迫した人物からの招待なので
断れなかったのです!
↑招待客は裕福そうに見えますが
みんな秘密を抱え、脅されていたのです!
そして、全員が集まった後に現れた
ホストであるミスター・ボディという男が現れ
実は彼が招待者全員を
脅迫していた事が分かるのですが
それが判明した直後に
彼は何者かによって殺されてしまったのです!
さて、犯人は一体誰なのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑見知らぬ6人vs共通の敵1人。
さてさて、犯人は一体誰なのでしょう?
本作はゲームではなく映画なので
招待客が来た理由だけでなく
それぞれの性格や秘密の過去も語られる事で
ミステリー映画の体裁も保っています。
けれど他のミステリーと違うところは
ゲームプレイヤーである6人は
絶対にゲーム途中で殺されないという事!
けれど、彼らの誰が主役となって活躍すれば
観客が犯人を推理する楽しさを
奪ってしまいかねません!
ですので本作のストーリー進行役は
洋館に勤める執事であるワーズワースが
担当する事となります。
↑えっと私が進行役をさせて頂きます
そして本作のもう一つの魅力は
ワーズワースの怪演でもあるのです!
↑なんだか目つきが怪しいワーズワース。
彼は一人で騒ぎ、忠告し、仰天し
屋敷中を走り回り
そして最後に犯人を見つけ出します!
↑屋敷の中は大騒動!!
目はギョロギョロとし
口は耳まで避けそうなほど笑っている
ワーズワースを演じているのは…
そう!
ロッキー・ホラー・ショーのフランクフルター博士や
↑やっちゃった
1990年版のIT/イットのピエロを演じた
ティム・カリーなのです!
↑ピエロでもやっちゃった
↑怪演引受人のティム・カリー!
彼のあまりのヒートアップした行動は
時に、殺人鬼よりも恐ろしく
けれどそれが本作を
一度観たら忘れられない作品にしているのです!
推薦理由②
性格俳優の濃厚な演技は
時にストーリー以上に
印象に残る
↑あたしたちより、あんたが怪しいわ
そして本作の最も特異な点は
ラストが3種類用意されているという事!
原作のゲームでも
隠し持っている3枚のカードを
誰が持っているか言い当てる事が
ゲームの勝利条件なので
最初から犯人が決まっている訳ではないのが
Clueの魅力でもあるので
本作も公開当時は、3つのオチが用意され
別の映画館で上映されていたのです!
↑推理の方法を変えれば
別の犯人の可能性も考えられますぞ!
そしてこの考え方は
ミステリー映画の根底を揺るがすもの!
ひょっとしたら
別の犯人がいるかもしれないのに
断定的に犯人を決めつけるミステリー映画とは
ひょっとすると、とんでもない冤罪を
沢山生み出しているかもしれないですね…
推薦理由③
犯人は分かった!
という名探偵の推理は
ひっょとしたら間違ってるかも?
↑DVD版では3つのオチを観る事ができますので
どうぞ様々な推理をお楽しみください
\(^▽^)/
と言う訳で次回は
有閑者たちの
殺人事件
というテーマで
シーラ号の秘密
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑ワーズワースと6人の正体客以外に
メイドのイペットが館内には存在していました。
そして彼女の存在こそが
謎に満ちた殺人事件を解くヒントでもあります。
↑ちなみにイベットを演じているのは
地獄の黙示録のプレイメイトだったコリーン・キャンプです。
う~ん、やっぱりセクシー担当ですね!
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