ブログネタ:もう1度子供になってやりたいこと
参加中本文はここから 幼い頃の私は、とりたてて特筆できるところもない生まれ育ったこの街を「日本有数の文化都市」と言われ、それを誇りと教わってきた。
そして、町のほぼ真ん中にその一角は存在した。
私は幼稚園に通っていた頃、そこは境内の中を運動会の会場に使っていた。
すぐそばに公園らしき設備がほどなくして整い、滑り台やブランコに乗って遊んでいた。
小学生になると、学校が終わってよく友人とそこで遊んだ。
そのうちに、ちょっとワイルドな男子が「おい、建物の中探索しようぜ」という話になり、いつの間にかその古い建造物の周囲に入り込んだ。その当時、その建物はそばに立て札が立っていたものの囲い等はなくノーマークでその中に入れたものだった。
中には仏像の大っきいのが数体飾ってあったが全く興味のない私たちはひたすらその周りを走り回った。
ときどきその建物の格子に張ってある障子紙みたいなものも「バリッ」なんて破いちゃって、そのうち何枚も破いちゃってそれ自体楽しんじゃったものだ。
そのうち男子が「おい、建物の周りにあるちょっと小高くなってる周り1周しようぜ」と言い出した。
これはさすがに軽くロープが引かれている。
「こんなロープなんて飛び越えりゃいいことさ」と男子と、あとお転婆な女子は早速ロープをくぐる。
さすがに私はそのとき考えた。「こりゃ、見つかったらやばいかも・・」
その時私は両親の顔が浮かび、相当に怒られる様子をイメージした。
そしてそれには参加をせず、帰ってくるまで様子を見ていた。
そして月日はめぐり、その建物は県の重要文化財に指定された。
そしてそれまでスルーだった建物もしっかりガードされるようになった。
この建物を目玉に東京からのツアーもあり、それでも休日は観光客で溢れている。
私はこのお題をみた時すぐに考えた。
今は勝手に入ったら「お縄」になっちゃうこの時代、あの小高いぐるりはどんなだったんだろう。
そこには何があったんだろう・・。
あの時何も考えずブスブス障子破っちゃったあの時代、もの凄い開放感だった。
今は絶対に叶わないコト・・。
「あの山登ろうぜ。あの城入ってみようぜ」・・・。
今だったら絶対に参加してみたい。たいした景色にはならないだろうが、そのワクワク感に出会ってみたい。
もちろん、バレたら大変だけどね 