ガダルカナル戦書籍一覧


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鹿屋航空資料館 二式大艇 より続いております。

鹿屋基地航空資料館でお土産を買い込んで次に向かったのは陸上自衛隊第43普通科連隊の駐屯地であります。


此の地で編成された旧軍連隊は歩兵第23連隊・第64連隊。
23連隊は日清・日露・日中・大東亜と開国以来激戦地を転戦した連隊で終戦はブーゲンビル島で迎えました。
64連隊はノモンハン事件に参戦、終戦は比国ルソン島だったとの事です。

戦争末期には太刀洗飛行学校の都城分校があり特別攻撃隊の基地でもありました。
最初の出撃は昭和20年4月6日、戦艦大和の沖縄特攻にあわせ第一特別振武隊8名、以降7月1日まで79名が出撃された地であります。

駐屯地の資料館前には戦車が・・・

戦車には詳しくないのですが多分70式で良いと思います。

奥に展示されていたこの小型車両・・・

果たして此れは戦車で良いのだろうか???
勉強不足が露呈しますね^^;

広報資料館「郷土館」


建物の詳細は↓


入り口上の菊の御紋

広報担当の方より花びらの枚数についてご説明を戴くも記憶力低下により説明不可(ノ_-。)

こちらの郷土館もまた日進・日露から大東亜そして現代の災害派遣・海外復興支援と多くの資料が展示されておりました。
中でも目が釘付けになったのは歩兵第64連隊の第一・二次ノモンハン事件の資料でした。




此の写真を拝見しながら新発田歩兵第十六連隊・最後の戦友会長、故長谷川栄作さまが語られたノモンハン事件
眼前の台地に布陣した一個大隊がソ連の戦車に蹂躙され壊滅し次は自分の大隊かと覚悟を決めた
の場面を思い出しました。

展示されている写真の中に居られる将兵のうち天寿をまっとうされた方が居られたのだろうかと考えると掌を合わせてしまうのでありました。

足腰が堪得るうちにノモンハンへもお邪魔したいものだが・・・などと妄想に耽るおっちゃんです。

都城駐屯地広報御担当の方に都城の飛行場跡地や慰霊碑位置を御教示戴き各所廻ろうとするも発見できず。
唯一発見出来たのが西飛行場付近に立つ碑


各位置を事前調査すべきでありました。
帰宅後調べた↓都城の東西飛行場位置

赤く囲ったところは昭和20年8月6日の都城大空襲で被害の多かった位置で52人の犠牲者が出たとのこと。
日本軍将兵は此の飛行場より特攻に飛び立ち、銃後の民間人は空襲に曝され・・・当時の日本の縮図を見たようでありました。

つづく


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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



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