落日47歳。いつもは気ままなアパート暮らしだが、雪が来るというので、実家に詰めている。雪かきは、おふくろには重労働だから。誰が言ったわけでも、いい加減な占い師に見てもらったわけでもないが、なんとなく、なんとなく、気力が消沈している気がする。誰だって輝かしい時間は長くはなくて、短いながらも俺にもあったのだろう。あとは、長く、そうではない季節が流れ、いつのまにか、落日へと向かって行く。優しい日に、溶けていけたら、嬉しい。