精神科と併設されていることが多いが、
デイケア
とよく呼ばれる、心のリハビリ施設というか、
プログラムというか、がある。
多くは、回復期から脱しつつあり、
社会復帰への助走のために、
規則正しい生活を取り戻す、ストレス耐性を高める、業務遂行能力を取り戻すなどなど、を目的とし、朝から15時、16時くらいをメドに開かれている。
かく言う私もそこに通うひとりで、
お世話になった。
一度卒業し、仕事に復帰したが、うまくゆかず、
出戻ってしまった。
残念ながら珍しいことではなく、長々と卒業できない方、しない方、卒業したが出戻ってきてしまった方。
本当に、一度折れた翼を治して、
また自由に大空を舞えるようになるということは、
大変。すごく怖いし、翼はより折れやすくなっている。
クスリ飲んで休養すれば治るなんていうのは、医者の大嘘です。
今日診察終わりに、顔を見せに寄った。
診察がある日は、そうするようにしている。
担当さんが、
待ってたよ、
と。
嘘かも知れないがすごくうれしい。
ひとしきり駄話をして、
そろそろ籍抜こうか
という話になった。
それで、プログラムには通えなくなる、ということだ。というより、社会復帰してからは、たまに土曜日のプログラムの座談会に出るだけだった。
それも、もう卒業していいよ、ということ。
もう、やって行ける、と思ってもらえた。
嬉しかった。
顔だけは、診察終わりに見せにおいで、と。
無理しなければやれるはず。
リハビリは長かった。
でも、分かったこともある。
遠回りしたようで、結局これしか道はなかった。