足が組めない右足を上に足を組むのは、かろうじてできるが、楽ではない。左を上にするなんて、もっとダメだ。太ったからそうなったのではなく、学生時代からそうだった。上質な椅子に深く腰掛け、仕立てのいいスーツに身を包んで、ゆったり足を組んで、コーヒーをたしなんでみたかった。コーヒーも嫌いだが。足は短いが、手は長い。