アメリカ追加関税発動 | GTZ&RSのブログ

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アメリカ合衆国(United States of America)のドナルド・トランプ大統領(Donald John Trump)は、アメリカ合衆国(United States of America)外で製造された輸入自動車に対して25%の関税を発動しました。

これは、2日(水)16時(現地時間・夏時間)にホワイトハウス内でドナルド・トランプ大統領(Donald John Trump)関税に関する式典内で演説し、3日(木)午前0時1分に発動された様です。
(日本との時差は14時間ですが、夏時間の為に13時間となります。)

これに拠り、我が国もその関税対象となり、税率は次の通りです。

従来税率追加税率
乗用車2.5%27.5%
一部トラック25%50%
 ※ 主要自動車部品は、5月3日(土)迄に25%の追加関税が発動される。

また、ドナルド・トランプ大統領(Donald John Trump)は、相互関税と言うことで、自動車以外の物にも各国・地域毎に追加関税を課すと発表しています。
    各国・地域毎の相互関税の追加関税税率
  • カンボジア  :49%
  • 中華人民共和国:34%
  • 台   湾  :32%
  • イ ン ド  :26%
  • 大 韓 民 国:25%
  • 日   本  :24%
  • E   U  :20%
  • イ ギ リ ス:10%
 ※ この追加関税税率の根拠は、対象国のアメリカに対する関税税率とのこと。
 ※ この追加関税税率の最低税率は10%で、全ての国及び地域が対象。

なお、我が国の相互関税税率が高額なのは、非関税障壁を踏まえてのこととのことです。
(アメリカ製製品が日本国内で売れないのは、日本製製品の様な木目細やかな造り込みが行われていない為だと思います。)

因みに、これらの関税は、アメリカ合衆国(United States of America)国際緊急経済権限法に基づく大統領令に依ります。