カナダ(Canada)・トロント市(City of Toronto)のピアソン国際空港(Toronto Pearson International Airport)で、17日(月)14時15分頃(現地時間)にデルタ航空(Delta Air Lines)のアメリカ合衆国・ミネソタ州(State of Minnesota)ミネアポリス(Minneapolis)発トロント行4819便(Bombardier Aerospace CRJ-900(M932XJ))が着陸に失敗し横転する事故が発生しました。
(時差が14時間の為、日本時間2月18日(火)午前4時15分頃になります。)
現地のメディアに拠ると、このデルタ航空(Delta Air Lines)4819便(Bombardier Aerospace CRJ-900(M932XJ))には乗員4名・乗客76名の計80名が搭乗していたもののこの事故に依る犠牲者は無い様で、また着陸時は現場では約22㎝位の積雪が有り、最大瞬間風速約16m/sの強風が吹いていた様です。
更には、同空港管制官は別の航空機の影響で気流が乱れる可能性を通知していたとのことです。
配信された映像等を見ると、事故機周辺を含め辺り一面が雪で真っ白になっており、そこに事故機が上下逆さまになり空港消防車が放水していることが確認出来ます。
また、救出された乗客に拠ると、『地面にたたき付けられて横倒しになり、それから逆さまになってコウモリのように垂れ下がった』とのことで、かなりのハードランディングだった様です。
なお、現場には、カナダ運輸安全委員会(Transportation Safety Board of Canada、TSB)とアメリカ国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board、NTSB)が入って、原因調査を始めた様です。
これだけの航空機事故で、火災・爆発等が発生せず犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いです。≫