大韓民国の尹錫悦大統領(1960年12月18日生)は、本日夜に非常戒厳令を発布しました。
これは、『自由憲政秩序を守るために非常戒厳を宣布する』と尹錫悦大統領(1960年12月18日生)が述べ、現在多数の政府高官が弾劾訴追の発議で行政府が麻痺していることなどを理由としています。
まぁ、当該国は実際には朝鮮戦争(1950年6月25日~)休戦中(1953年7月27日~)であり、政権が安定しないこと自体には驚きませんが、こうした状態が続くとまた朝鮮半島が不安定となり、ヒョッとするとヒョッとしてしまいます。
(その後も軍事政権が続き、1987年6月29日になって漸く民主化されたので、自由民主主義国になって僅かまだ37年です。)
明治時代に日本が宗主国に、朝鮮半島の独立を認めさせて紆余曲折が有ったもののせっかく独立出来ているのに、これでは元の木阿弥になってしまいます。
(我が国が下関条約に拠って清に朝鮮の独立を認めさせていましたが、朝鮮自体は内乱等で不安定でした。)
それにしても、本当に世界情勢は我が国も含めてとても不安定です。
そして、我が国に於いても新しい内閣が発足したものの、実効性が乏しく(理想と机上の空論ばかり)未来が見出せない状況ですし、欧米に於いてもいずれも政治は不安定です。