H2A49号機打ち上げ成功 | GTZ&RSのブログ

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JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency、宇宙航空研究開発機構)は、午後2時24分20秒頃に、種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)からH2Aロケット49号機を打ち上げ、情報収集衛星の軌道投入に成功しました。

これでH2Aロケットの打ち上げは43機連続の打上げ成功で、成功率は97.9%となりました。
(ほぼ成功ばかりですので、成功率はほとんど上がりません。失敗は2003年11月29日の6号機のみです。)

今回のH2Aロケット49号機に拠って打ち上げられた情報収集衛星は、レーダー8号機と呼ばれる偵察衛星で、電磁波を用いて夜間及び悪天候でも撮影可能な衛星の様です。

なお、人工衛星には設計寿命が有る為、レーダー8号機とは言ってもレーダー6号機の置き換えとなります。

それと、我が国では、少なくとも光学衛星2機・レーダー衛星2機の計4機を情報収集基幹衛星として、更に時間軸多様化衛星やデータ中継衛星を加えた10機体制にして、安全保障や危機管理などに対応しようとしています。
(最近の国際情勢や我が国の周辺での事態を考えると、早期に実現する必要性が高いと強く思います。)

当初は、9月11日(水)に打上げ予定でしたが、台風などの天候不良に依り2回に亘って打上げ延期となっていました。