気象庁の観測所は、『太陽フレア』に依る『磁気嵐』が発生し、磁気の変動幅が通常の一日の10倍以上になっており、通常高緯度で観測されるオーロラが比較的低緯度の北海道などでも観測されたと発表しました。
(北海道で観測されたオーロラは、通常の緑色系ではなく、赤紫色でした。)
また、情報通信研究機構は、日本時間の8日(水)から10日(金)までの間に大規模な『太陽フレア』を6回確認したと発表しました。≫
情報通信研究機構に拠ると、これに依り携帯電話などに通信障害が発生する可能性があるとのことで、注意が必要な様です。
因みに、太陽は約11年周期で活発化し、2025年(R7年)に向けて大規模な『太陽フレア』が発生し易い状況の様です。
直近の大規模な『太陽フレア』は、今年の2月に発生していましたが、その前は2017年(H29年)9月で当時は携帯電話の他にGPS(Global Positioning System)の誤作動にも注意する様に報道されていました。
更には、2003年(H15年)の10月から11月に掛けては、史上最大級の『太陽フレア』に依る『磁気嵐』が発生していた様で、当時スウェーデン国内の送電システムで障害が発生し停電したり、人工衛星や惑星探査機などに機能障害等が発生していた様です。