柏崎刈羽原子力発電所、核燃料棒装填開始。 | GTZ&RSのブログ

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東京電力(株)は、15日(月)の午後5時過ぎから東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の7号機(135.6万kW)の再稼働に必要な検査の一環として、設備の健全性確認の為に、原子炉への核燃料を装填する作業を開始しました。

これは、この柏崎刈羽原子力発電所の制御棒(205本)の動作確認や原子炉圧力容器などからの漏洩の有無、及び冷却設備の機能などを確認する為のものとのことで、使用済み核燃料プールから核燃料棒872体を1体(高さ約4.5m、縦横約0.1m、重さ約260㎏)ずつ移動し原子炉に装着するとのことです。

また、この核燃料棒の装填作業には約2週間程度を見込み、原子炉起動までは約1か月半程度かかる見込みとのことです。

なお、東京電力(株)では、10日(水)から宿直態勢を8人から51人に増員して態勢強化したとのことです。

東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所
1号機沸騰水型軽水炉(BWR)1985年9月18日110万kW東芝製
2号機沸騰水型軽水炉(BWR)1990年9月28日110万kW東芝製
3号機沸騰水型軽水炉(BWR)1993年8月11日110万kW東芝製
4号機沸騰水型軽水炉(BWR)1994年8月11日110万kW日立製
5号機沸騰水型軽水炉(BWR)1990年4月10日110万kW日立製
6号機改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)1996年11月7日135.6万kW東芝/日立/GE製
7号機改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)1997年7月2日135.6万kW東芝/日立/GE製
 ※ 原子力発電所としては、総出力は821万2,000kWとなり、世界最大である。