会計検査院の令和4年度決算検査報告 | GTZ&RSのブログ

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会計検査院は、令和4年度決算検査報告書を岸田文雄内閣総理大臣(1957年(S32年)7月29日生、衆議院議員広島県第1区)に手交しました。

今回の令和4年度決算検査報告書では、344件の事業を税金の無駄遣いと指摘し、その金額は約580億2,214万円に上るとし、この内285件の約97億6,375万円不当事項で法令違反などがある悪質と指摘しています。

また、新型コロナウィルス禍関連では93件の約220億2,000万円が不適切に税金が支出されたとのことです。

この内、会計検査院は、医療支援の原資となった『新型コロナウィルス感染症緊急包括支援交付金』では、約5億3,000万円不当事項としました。

なお、1件当たりの指摘金額で最大だったのは農林水産省の水田活用の直接支払交付金事業で約134億5,200万円が不適切な支出としています。

令和4年度決算検査報告書

因みに、会計検査報告に於ける不当事項とは、法律、政令若しくは予算に違反し又は不当と認めた事項を言います。

会計年度指摘件数指摘金額不当事項数不当事項額リンク
令和4年度344件580億2,214万円285件97億6,375万円
令和3年度310件455億2,351万円265件104億3,136万円
令和2年度210件210億7,231万円157件66億3,301万円
令和元年度248件297億2,193万円205件87億5,895万円
平成30年度335件102億3,058万円254件57億2,187万円