JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency、宇宙航空研究開発機構)は、午前8時42分11秒頃に、種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)からH2Aロケット47号機を打ち上げ、衛星と探査機の軌道投入に成功しました。
このH2Aロケット47号機の打上げは、当初は今年5月の予定でしたが、3月7日(火)のH3ロケット初号機の打上げ失敗と天候不良などの影響で打上げが延期され、今日の打上げ成功となりました。
今回のH2Aロケット47号機には、X線を使って宇宙観測する衛星『XRISM』とアルテミス計画(Artemis program)で利用される可能性のある我が国初の月面着陸を目指す小型実証探査機『SLIM』が搭載されていました。
因みに、H2Aロケット46号機は、今年1月26日(木)に打ち上げられており、今回で41機連続の打上げ成功となり成功率は97.9%となりました。
(唯一の打上げ失敗は、2003年(H15年)11月29日(土)の№6号機のみです。)