近畿日本ツーリスト、過大請求約2億8,800万円。 | GTZ&RSのブログ

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近畿日本ツーリスト(株)(東京都新宿区西新宿2-6-1、代表取締役社長 髙浦雅彦)は、大阪府東大阪市から委託を受けた新型コロナウィルスのワクチン接種のコールセンター業務について、約2億8,800万円を過大請求したと発表しました。

近畿日本ツーリスト(株)(東京都新宿区西新宿2-6-1、代表取締役社長 髙浦雅彦)に拠ると、2021年(R3年)大阪府東大阪市から委託を受けた新型コロナウィルスのワクチン接種のコールセンター業務について、大阪府大阪市浪速区の当該支店の50歳代男性社員が、再委託先の会社に対して大阪府東大阪市が指定したオペレーター数よりも少ない人数で発注したものの、大阪府東大阪市には元の指定された人数の人件費を請求していたとのことです。

この50歳代男性社員は、1年後の2022年(R4年)3月にこの不正請求を上司の支店長に打ち明けたものの、今度はこの支店長がこの不正請求を黙認し、更には再委託先に対して勤務実績を改竄する様に指示していたとのことです。

その後、大阪府東大阪市の要請を受け近畿日本ツーリスト(株)(東京都新宿区西新宿2-6-1、代表取締役社長 髙浦雅彦)が社内調査をして今回の過大請求が発覚した様です。

近畿日本ツーリスト(株)(東京都新宿区西新宿2-6-1、代表取締役社長 髙浦雅彦)は、過大請求した費用は大阪府東大阪市に返還するとのことですが、以前の(株)パソナ(東京都港区南青山3-1-30、資本金1億円)過大請求事件よりも悪質と言え、やはり、コンプライアンス(法令遵守)やガバナンス(統制)を図ることが必要なのではないでしょうか。
(己の利潤追求だけでは社会は上手く回らないことに気が付いて欲しいです。上前だけを撥ねて下請けにデータの改竄指示まで出すと言うのは、どうも。。。)