(株)パソナグループ(東京都港区南青山3-1-30、資本金50億円)は、大阪府枚方市、大阪府吹田市及び兵庫県西宮市から委託を受けた新型コロナウィルスのワクチン接種のコールセンター業務について、約11億円を過大請求したと発表しました。≫
(株)パソナグループ(東京都港区南青山3-1-30、資本金50億円)に拠ると、このコールセンター業務を受注し外部業者に再委託したものの、その再委託先の企業が虚偽の報告をした為で、今後、過大請求分は返還するとのことです。
因みに、この不正発覚の端緒は、2022年(R4年)11月に大阪府枚方市が、(株)パソナ(東京都港区南青山3-1-30、資本金1億円)から電話を受けたと報告された人数と実際に予約した人数に大きな開きがあることなどを不審に思い、調査し発覚したとのことです。
なお、過大請求の手口は、オペレーター数と電話対応数の水増しの様です。≫
因みに、(株)パソナ(東京都港区南青山3-1-30、資本金1億円)は、管理料として委託料の13%も受け取っていながら、コールセンター業務の確認は1回だけだったとのことです。
(株)パソナ(東京都港区南青山3-1-30、資本金1億円)は、今後、再委託先に対し損害賠償請求や刑事告訴を検討するとのことですが、先ずは自社が誠実に契約履行することや人財の使い捨てを止めるなどのコンプライアンス(法令遵守)やガバナンス(統制)を図ることが必要なのではないでしょうか。
(己の利潤追求だけでは社会は上手く回らないことに気が付いて欲しいです。上前だけを撥ねて下請けに出すと言うのは、どうも。。。)