イラク戦争から20年。 | GTZ&RSのブログ

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アメリカ合衆国が、2003年(H15年)3月20日に戦端を開いたイラク戦争(Iraq war)から20年になります。

当初、アメリカ合衆国のジョージ・W・ブッシュ大統領(George Walker Bush、1946年7月6日生)の『大量破壊兵器』を破棄させる為の『イラクの自由作戦』の名の下での開戦で、我が国の当時の小泉純一郎内閣総理大臣(1942年(S17年)1月8日生)はこの開戦を直ちに理解・支持していました。

しかし、アメリカ合衆国が唱えた『大量破壊兵器』は発見されず寧ろイラク国内が不安定となり、我が国は後にイラク政府に対する債務救済措置により約76億ドル(約8,890億円)の内80%に当たる約7,100億円の債権放棄に応じざるを得ず、イラク政府に対する債権国としては一番債権が多かっただけ(2004年(H16年)1月現在)に莫大な不利益を被りました。

なお、我が国の原粗油輸入相手国としてイラクは上位10位には入ってはいませんでした。

それにしても、当時の小泉内閣に対しては、当時は古い政治体制を壊して呉れるとの幻想とそれまでの留飲を下げることが出来たと思っていましたが、それは大きな間違いで日本の伝統的な良いものを悉く壊した政権と言わざるを得ません。
(この時に壊された雇用環境が、現在の超少子化に結び付いていると思います。)