2005年(平成17年)12月25日の19時14分頃に、山形県東田川郡庄内町榎木の東日本旅客鉄道の羽越本線で、秋田発新潟行き特急『いなほ14号(485系3000番6両編成)』(上り)が北余目駅と砂越駅間の第二最上川橋梁付近で脱線・転覆してから17年になります。
事故当時は、例年と比較して激しい風雪及び暴風
が吹いており、それらが原因で特急『いなほ14号
(485系3000番6両編成)』(上り)が脱線・転覆した様です。
当地を含めた東北・北陸地方の冬季においては、台風よりも激しい突風が吹くことがありますので、不幸にしてその突風を特急『いなほ14号
(485系3000番6両編成)』(上り)が受け煽られたものと思います。
因みに、この年は4月25日の9時18分頃に、兵庫県尼崎市久々知の西日本旅客鉄道の福知山線で、宝塚発同志社前行き快速(207系7両編成)が速度超過に依る脱線・転覆事故を起こしていました。≫
(この年は、私自身にとっても大きな転換点でした。)
なお、一部の報道機関では、特急『いなほ14号(485系3000番6両編成)』(上り)の脱線・転覆事故を、事実や科学的見地に基づかない運転士の過失と運行管理体制の問題として著しく厳しい批判していました。
(更には、社説は学術論文ではなく記者の感情の高ぶりに依り記述するものとの反省の無い会社の意見を出していました。)
それと、これ以降からでしょうか。
公共交通機関の運行停止や道路などの通行止めが早々と出され、運輸・物流に著しい悪影響が出る様になったのは。
(無責任な報道機関の感情的な批判報道は、単に社会を委縮させるだけで建設的ではありません。)