とても残念ですね。
JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency)・宇宙航空研究開発機構は、古川聡宇宙飛行士(1964年(S39年)4月4日生)らのグループが行った医学研究に不適切な行為があったと発表しました。
JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency)・宇宙航空研究開発機構に拠ると、2016年(H28年)から2017年(H29年)に掛けて茨城県つくば市のJAXA(Japan Aerospace Exploration Agency)・宇宙航空研究開発機構の施設内で実施した閉鎖環境での被験者の血液や心理状態などのデータについて、存在しないデータやデータの書き換えが判明したとのことです。
JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency)・宇宙航空研究開発機構は、このことについては医学系指針への不適合の程度が重大と判断し、文部科学大臣に報告した模様です。
今後、関係者らに適切な処分を行うとしています。
- JAXA | 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」不適合事案について≫
- 「長期閉鎖環境(宇宙居住環境模擬)におけるストレス蓄積評価に関する研究」で発生した不適切な研究行為に関する調査結果及び再発防止に向けての取組みに関する報告書≫
実験の失敗などは、研究にはつきものですから十分に許容されるものと思いますが、やはり実験・研究でのデータの改竄などは次のステップに進むことが困難になるので批判されるべきです。
科学立国を目指すべきであるのに、とても残念です。