モデルナ、ファイザーなどを裁判提起。 | GTZ&RSのブログ

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アメリカのモデルナ(Moderna, Inc.)は、『mRNAワクチン(Messenger RNA vaccine)』と呼ばれる新型コロナウィルスのワクチンについて、アメリカのファイザー(Pfizer Inc.)とドイツのビオンテック(BioNTech SE)がワクチン製造法において、モデルナ(Moderna, Inc.)の特許を侵害したとする訴えをアメリカのマサチューセッツ州の連邦地方裁判所とドイツのデュッセルドルフの裁判所に提起したと8月26日(現地時間)に発表しました。

モデルナ(Moderna, Inc.)の主張に拠ると、①このワクチンの化学修飾は、同社の科学者が2015年に人への臨床試験で初めて実証したもの、②ウィルスの外側にある特徴的スパイク蛋白質を標的としている仕組みの2点が知的財産(2010~2016年に特許取得)を侵害しているとのことです。

しかし、モデルナ(Moderna, Inc.)は、ファイザー(Pfizer Inc.)などのこれらのワクチンについて、市場からの撤去や将来の販売の差し止めは求めないとしています。

まぁ、いずれの製薬会社も、新型コロナウィルスのパンデミック(pandemic)に依り莫大な利益を得たものと思います。