兵庫県尼崎市は、全ての尼崎市民約46万人分(46万517人分)の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表しました。
兵庫県尼崎市に拠ると、このUSBメモリーには、全ての市民の氏名、住所、生年月日、性別、住民税及び生活反故の受給に関する情報が含まれているとのことです。
今般の新型コロナウィルス禍で困窮した世帯に支給する給付金の給付業務を委託した業者が、6月21日(火)に紛失し、本日の発表となった様です。
因みに、この受託業者は、尼崎市の許可を得ずにデータを持ち出し、自社のコールセンター(大阪府吹田市)でデータ移行作業をしたとのことです。
しかも、この受託業者の担当者はその後飲食店で飲食し路上で寝たなどと報告している様で、始末に負えません。
受託していたのは、BIPROGY株式会社で、日本ユニバック(株)をルーツとしている様で、6月22日(水)に所轄警察署にUSBメモリーの紛失を届け出ると共に兵庫県尼崎市に報告したとのことです。
●兵庫県尼崎市における「個人情報を含むUSBメモリーの紛失」についてのお詫び≫
それにしても、飲酒して路上で寝たなどは、本当でしょうか。
正気で話していることなのでしょうか。
例え、USBメモリーが見つかっても、コピーされている可能性がありますし、パスワードを設定していたとしても、解読されてしまうでしょう。
既に、もう取り返しがつきません。
ディジタルデータの複写は簡単ですし、インターネットでの流出は回収・削除が出来ません。