専門医の認定試験、不正発覚。 | GTZ&RSのブログ

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日本内科学会は、2021年末に新潟大學大学院医歯学総合研究科消化器内科男性教授を3年間の指導医の資格停止処分としていました。

日本内科学会事務局に拠ると、新潟大學大学院医歯学総合研究科消化器内科男性教授は2021年2月に、内科専門医の認定試験の受験に必要な研修時間について、本来は認められない大学院での研究などをこの研修時間に算入して受験する様に9人に指示していたとのことです。

しかし、匿名の告発があり、不正が判明した為にこの9人は内科専門医の認定試験を受験出来なかったとのことです。

また、新潟大學医歯学総合病院の研修プログラムを統括していた別の教授も半年間の指導医の資格を停止したとのことです。

人の命に関わる医療分野での、自己保身の為の不正。非常に残念です。
(後から、独善的運営などと批判しても意味が無い。健全な状態を保てる様な仕組みが必要です。)


日本内科学会認定医制度
 ・受験資格:初期研修(2年間)の終了後、原則週31時間以上で3年間内科患者の診療を行うなどの研修が必要。
 ・試験実施:日本内科学会
 ・認  定:日本専門医機構