今日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、先週末から660.34円値を下げて、3万円台の大台を割り込んだ2万9,839.71円(660.34円安)となりました。
これは、経営悪化した中国不動産最大手『恒大集団』の経営破綻を懸念して株価が大きく下がったニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の影響を強く受けたものと思われます。
(中国版リーマンショックとなるのでしょうか。)
なお、東証株価指数(TOPIX)は35.62ポイント安の2064.55で、出来高は約13億1988万株でした。
ただ、9月20日(月)に公表された中国不動産最大手『恒大集団』の20日償還予定のデフォルト懸念の2兆円の社債の保有リストに、我が国の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が含まれていることが判明しています。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に拠ると、『恒大集団』への投資額は96億円(前年度末時点の時価評価)で、内訳は債券が59億781万円、株式が37億6,520万円とのことです。
この債権の中でも最も金額が大きいのは、2024年4月償還債の16億2,668万円とのことです。
因みに、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用資産額は186兆1,624億円(前年度末時点)です。