2020年(令和2年)の大納会となった東京株式市場の日経平均株価(225種)は、2万7,444.17円(前日比123.98円安)となり、大納会としてはバブル経済時の1989年(平成元年)の3万8,915.87円以来、31年ぶりの高値となりました。
なお、バブル経済時以降の最高値は、昨日の2万7,568.15円です。
しかし、今年は新型コロナウィルス禍に拠り、一時は3月19日(木)には1万6,552.83円まで大幅に値下がりしており、その後の金融緩和に拠る株価の上昇が続き、9月3日(木)には2万3,465.53円に回復し、11月6日(金)には2万4,325.23円と29年ぶりの高値となっていました。
ただ、この株価の上昇は、実体経済とは乖離しているとの見方もあり、今後の株価の動向には注意が必要な様です。
- 2020年9月3日(木) 日経平均株価、コロナ禍前まで回復。
- 2020年11月6日(金) 日経平均株価、29年ぶりの高値。
- 2020年11月12日(木) 日経平均株価、連日の株価上昇。
- バブル経済:1986年(昭和61年)12月頃から1991年(平成3年)2月頃までの51か月間の土地や株価の急激な上昇となった好景気期間。