新潟県警は、本県はトラクターやコンバインなどの農業用自動車に拠る事故への注意を呼び掛けています。
新潟県警に拠ると、本県の2015年(平成27年)から19年(平成31年/令和元年)の5年間の事故死者数が計12人と全国ワースト1とのことです。
これらの事故は、特に田植え期と稲刈り期に増える傾向があり、田畑への転落や公道での追突事故が目立つとのことです。
因みに、新潟県内で発生したトラクターやコンバインなどに関連する人身事故は計46人で、田植え期(5月~6月)と稲刈り期(9月~10月)に計27件発生しており事故全体の約60%を占めているとのことです。
事故状況としては、公道での追突事故が19件と最も多く、次いで道路脇の法面に横転するなどの単独事故が14件になっているとのことです。
新潟県警では、『暗くなると道も見えにくくなるので、より慎重な操作が必要。公道を走る際にはトラクターに反射材を付けるなどし、追突事故の防止対策もしてほしい』と強調しました。
本県は、広域農道が充実しており、普通の道路と見間違うばかりに整備されており、この広域農道での自動車の通行量が多いのも遠因でしょうか。