新潟県警長岡警察署の当時巡査部長だった男性(元)警察官(49歳)が、2019年(令和元年)11月4日(月)に長岡市内で乗用車を運転中に横断歩行者をはねる交通事故を起こしていたことが分かりました。
5月18日(月)に、新潟地方裁判所長岡支部(桐谷康裁判官)で開廷された初公判で、この男性(元)警察官(49歳)は自動車運転処罰法違反(過失致死)の起訴容疑を認めたとのことです。
起訴状などに拠ると、この男性(元)警察官(49歳)は、警察官だった2019年(令和元年)11月4日(月)に非番中の乗用車を運転中に、長岡市内の交差点を右折する際に横断歩道を歩行中の男性(当時66歳)をはねたとのことです。
残念ながらこのはねられた男性(当時66歳)は、2019年(令和元年)11月16日(土)に脳挫傷などで死亡したとのことです。
これに拠り、男性(元)警察官(49歳)は本部長訓戒処分を受け、2020年(令和2年)1月30日(木)に慣例に拠り依願退職されていた様です。
(本部長訓戒処分は、地方公務員法に基づく懲戒処分ではありません。)
なお、今回の初公判では、この男性(元)警察官(49歳)が乗用車運転中にスマートフォンのゲームを操作した記録が残っていたことが問われました。
しかし、この点については、この男性(元)警察官(49歳)は否認している様です。
当時、新潟県警長岡警察署はこの交通事故を報道発表せず、また交通事故統計の死者数にも計上していなかったとのことです。≫