高度プロフェッショナル制度、利用拡大せず。 | GTZ&RSのブログ

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厚生労働省は、2019年(平成31年)4月に導入された『高度プロフェッショナル制度』を導入した企業が1年間で約10社で適用された労働者は414人であると発表しました。

厚生労働省に拠ると、業種別の内訳は、①コンサルタントが369人、②アナリストが27人、③ディーリングが15人、④金融商品開発が2人、⑤研究開発が1人とのことです。

高度プロフェッショナル制度』は、『過労死を助長する』との批判の中で、経済界のニーズがあるとのことで制度を導入したもののこの制度利用は広がっていない様です。

因みに、『高度プロフェッショナル制度』とは、高度の専門的知識等を有し、職務範囲が明確で一定の年収要件を満たす労働者が対象で、現在は年収1,075万円以上の労働者が対象とのことです。