両親に続き、兄へ告知をしました。
兄とは頻繁に連絡を取り合ったりしないけれど、根本的な感性が似ているのか、口下手な私の気持ちを汲み取ってくれる数少ない人だと思っています。
電話口で明るく振る舞う私に
「人の心配はいい、今は自分の心配しろよ」
「おまえ、今回が初めてやろ、親に本音を言えたの。そうせざるを得ない環境やったもんな。」
周りの人はステージが低くて良かったねって言う中
「ステージが低いから良かった…とは言えんよな」
「兄ちゃん、多分電話切ったら多分泣くわ」
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(多分、半分本気)
冗談も言いながらそんなやりとりをしました。
ひねくれものの私は、友人にガンだと伝えた時
早く見つかってよかったね!!命あってものだよ!絶対大丈夫!!
と励ましてくれたのに
何故だかモヤモヤして悲しくなったことがありました。
多分、その時の私は、子どもを望めないかもしれない不安に、寄り添って欲しかったのかもしれません。(その時はとてもナイーブになっていたようです。わがままなのは十分承知しています。)
だから、兄のなんともいえない言葉のチョイスに
助けられました。
兄ちゃん、ありがとう。