最終最後最大の醍醐味としての答え | 『幸せの方へ』

『幸せの方へ』

もう このあたりでいいみたいですね 随分と旅をしました 何処を旅したのでしょうか そして 何を見つけたのだったでしょうか 不思議な思い出がたくさんあります 人生っていいですね いくつかの苦難もありました それも乗り越えてのことです

時代は大きく変遷しつつあります。あたかも市民革命の頃、それまでの専制君主制から移行したことに匹敵するのでしょうか。風の時代に入って、これまでの物質的な価値観が陳腐化し、新しい価値観が生まれつつあります。要は、欺罔及び暴力としての武力による支配が終わろうとしているかのようです。禅に於いては、只管打坐、身心清浄となって絶後に蘇るとします。大切だったのは、過去からの悪の因縁を断ち切ることでした。それを実行して、仏は仏と成ります。そして自分だけ掬われても意味がないことに気づくのです。それで修行する菩薩は自分よりも先に他者を彼岸に渡そうとします。それが、大乗仏教だったのでした。この教えが今、日本にあります。いよいよ、始まっているのです。本来日本の命脈は此処にあったのでした。世界が人類として本当に幸せになる階梯が動き始めています。やがて、政治も気づくことになります。嘘による利己的支配は必ず失敗します。酒池肉林の社会経済文化は必ず自然災害によって鉄槌が下ります。歴史が証明しているところです。人類として、気づく頃なのです。此処に気づいて、新しい時代が始まるのです。勉学するべきはそれでした。人生は過去からの悪を払拭して、屋上屋、新たな悪を積み重ねないことでした。そして何時か、大自然が受容し、祝福します。それがこの世に生まれて探すべき最終最後最大の醍醐味としての答えだったのでした。