野良たん | (私設)弟子屈移住相談所 ~ブログ版~

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元レコードビデオのポニーキャニオン社員で現在はゴルフクラブを生業とす(業界ではそこそこ有名)。
地域の自治会の副会長やら防犯委員やら、温泉組合の事務局などをしている関係もあり、まだまだ移住して短いですが結構地域に溶け込んでいるハズ。

JALのマークでおなじみの鶴。

 

これってタンチョウをモチーフにしたものなのですが、タンチョウの生息域ってほぼ道東(それも釧路湿原を中心とした)地域のみで、おおよそ2000羽しかいないとされ、特別天然記念物に指定されています。

 

ちなみにエゾシカの生息数は40~50万頭、ヒグマは11,000頭前後とされていますから、タンチョウの生息数が増えてきているとはいえ、まだとても少ないということは間違いないようです。

 

そんなタンチョウですが、釧路湿原のすぐ北にある鶴居村はその名の通り鶴の居る村ということで多くのタンチョウが生息しています。

 

40年以上前からタンチョウの餌付けが行われており、冬には写真のような光景が餌付けされているところでは見られます。

 

 

鶴居村と同じく餌付けによってタンチョウが見られるところには釧路市の旧阿寒町などにも見られますが、私の住んでいる弟子屈町にもタンチョウはよくやってきます(^^

結構よく見るので、特別天然記念物なのに野良扱い。

 

このあたりでは親しみを込めて野良たん(のらたん)と呼んでいます。

 

 

 

ウチもほぼ毎日のようにやってくるのですが、やってくるのは番いのタンチョウでその大きさからするとまだ若いタンチョウのようです。

 

タンチョウって本当に綺麗で優雅で、番いで仲良くしているので見ていて飽きません(^^

しかもかなり近くまで来ます。
(もちろんそれでも20~30mは離れていますが)

 

生息域を広げるために、鶴居村や阿寒では少しづつ餌の量を減らしていくようなので、弟子屈に来るタンチョウも増えるかもしれませんね。

 

それにしても・・・

 

特別天然記念物のタンチョウが毎日のようにやってくるこの環境というのは、本当にすごいところに引っ越してきたなぁと思います(^^)v