今年初の作業です。で、久々の更新（笑）まぁ、いろいろあって忙しい半年で車触ってる時間もなかったのですが、気になっていたＪＩＣ車高調の乗り心地改善というかハードな乗り味に変えるべく内蔵ショックカートリッジ交換と準備を進めていた。
過去にＤＲ３０の時に使っていたＪＩＣ物である程度の寸法など把握していたので冬のボーナスでＴＲＤのＡＥ９２ショートを購入。
そして今から一か月前に交換作業に取り掛かったたら、取り出したＪＩＣカートリッジが短い・・・・いや短すぎないかシェルケースに対しても・・・・・嫌な予感。
なんとシェルケースが底上げ加工されていた。
（この件に関しては他のユーザーさんでも同様の事件としてweb上で記事が見つかります。）
ＡＥ９２ショートで大体丁度良いはずのデータ取りをしていたのでしばし呆然。
確かにＤＲ３０時代のＪＩＣ物とは作りが違う。
シルバー色頃のＪＩＣ物はシェルケース本体にネジが切られてる加工シェルケースで、その後のモデルは言わゆるネジ部のみシェケースに溶接しているタイプ。
この後者のモデル、ゴールド色になってからの第二期モデルからであろう。
この瞬間「流用で何とかしようって・・・させないよぉ～だ」とＪＩＣがあざ笑うそんな感じがした（笑）
で、ほぼ同じスペックでＹＺｓｐｏｒｔｓよりショートケース化されたサイズのショックがあるので
それにするしかないかと当方にくれながらヤフオク開くとなんとグッドタイミングで出品されてたので
迷わず落札。
それが写真の青い方。 左の黒がＪＩＣ純正ショック ケース部長さ約３００ｍｍ
ＹＺのショックがケース部２７０ｍｍ、３０ｍｍのスペーサーを自作して再び作業に挑んだ。
先月一度ばらした時に嫌な手応えだったリングナット。
今回外そうとしたらなんと、リングナットの頭（傘）が取れた・・・・・。
まぁ、ショックに着いていたリングナット使えばいいのだからと一部サンダーで段を作りタガネで叩いて緩めてかたパイプレンチで噛んで外した。
すると、また「ＪＩＣマジック」！！！
リングナットのサイズが合わない！
ＪＩＣの方が径がほんの少しばかりデカいので
ＹＺショック付属品（Ｍ４８×Ｐ１．５）ではゆるい。
Ｍ４８．５もしくはＭ４９ってところか。
そんなサイズ、ＫＹＢもトキコも無いんでは？
ＹＺは無い。これまた特殊なサイズってかぁ加工防止のためにでも。
ＪＩＣがあざ笑う顔が頭をよぎった。
でも何とかしないと・・・・・・。
パイプレンチあるからなんとか噛みシロ稼ぐようにスペーサー入れて絞めこんだ。
しかも2本ともリングナット壊れて・・・・・。
一時はどうなるかと・・・・。
このくらいの噛みシロ作ってやればパイプレンチで強引にいけますから何とか組み上げましたよ。
リングナットって取り付けショックの形状に合うように作られてますから（だから同じサイズでもＫＹＢ用とトキコ用がある）
ＪＩＣのショック用に完全に作られたリングナットでは長く使っていれば不具合が起きそう。
Ｓ１３シルビア足計画も考えていたので、別にいいですが（笑）
ショートになるのでリフトで浮かせても
このくらいしか伸びません。
ＪＩＣショックより３センチくらい
ピストンロッド短いですからね。
でも交換タイミングよかったです。
ＪＩＣショックは抜けてましたね。
先月はまだ生きてたのに・・・・。
さすがＪＩＣ（笑）
どうりで乗り味がやる気のないグニャグニャ
＆ハードレートなイマドキな見た目重視の
車高調の感じだと思ってたんだよねぇ。
大分しっかりとした乗り味になりましたよ。
私的にはもう少し減衰が高い方が好みですが
まぁまぁ許せる範囲です。
ＪＩＣ、してやったり！！！
トラップばかりの流用阻止な作りだったが、組み上げてやったぞ（笑）
しかし、流用部品として考えると使えないですねぇＪＩＣの車高調シェルケース。
一般的なサイズで作ればコストも抑え込めると思うのですがねぇ～。ってすでにこのモデルのサポートすらやってないし。
利用価値すら低い（笑）
せめてリングナットぐらい
一般的サイズにしてくれよぉ～。
あとは全長式に改造する加工部材になるだけだな。
使い回しが効かないのですでにもう一セット制作中（笑）
そちらはＴＲＤのＡＥ９２ショートを
ジャストフィットできるようにしました。だって９２ショートあまってもったいないから（笑）
加工ベースとして（内部カートリッジ交換で使いまわす）考えて入手するときはＪＩＣ製はあまり使い勝手
良くないですね。