割れた陶磁器 の 修理 その2 | 雀風窯…陶芸日記

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前々回、割れた陶磁器の修理についてアップ

 

カップの取っ手の割れ

 

その時には触れなかったが、欠損部の補修があった

 

この欠損部が磁器破が残っていれば簡単だが、ツレが小さいので捨ててしまったと言う

 

小さなものでも残っていると作業が簡単なのだ

 

この欠損具(a)は大まかな接着が終わった後に補修する

 

本体の色が純白に近い色なので、日本画の白絵具(胡粉)を二液混合型接着剤に混ぜて使った・・・・・二液混合型型エポキシ樹脂接着剤は、乾燥しても痩せないので助かる

 

絵具は粉末でなければ、接着剤路交じり合わない

 

欠損部に少し盛り上がるように、白絵の具入りの接着剤載せる(b)

立てたままだと、屁恩田部分から少し垂れ下がる凹んだ部分に接着剤が溜るように、このように姿勢を調節して放置する

 

30分ほどしたら、大まかに削り

 

しっかり固まったら、丁寧に削って完成

(赤い部分が、胡粉を混ぜた接着剤)

 

少し盛り上げが少なかったが、この程度で殆ど分からなくなる

 

 

 

 

今日は、自宅周りの草刈り

 

電動式草刈り機を使うので楽

 

夏場は一カ月もすると草の茂みになる

 

今日は少し涼しい

 

刈り取った草で、小さな草の山できた

 

1970年代のテレビドラマに、「大草原の小さな家」があった

 

草が茂って、「大繁茂草に埋まった小さな家」になりそうだったが

 

何とか「小草原の小さな家」になった