和菓子には錦玉羹という、寒天液に砂糖を加えて煮溶かし固めたものがあります。

 

 


透明で涼しげに見えるので、金魚鉢ゼリーなど、夏の意匠でよく見られます。





寒天は昔から食感が苦手で、断然ゼラチン派だったのですが、

 

和菓子作りにはこの錦玉が不可欠。




そして作ってみたところ、

 

あれ、なんだこれ、美味しい…!

 



 

ってことで今は寒天らぶ♡です。

 

 


こちらは初めて錦玉を使って作った『虹』。


{5363157B-E6A5-4109-9FA3-4C7C981BAF22}


(デスクマットのようですが寒天です。)




 

しかしこの錦玉羹。



より透明に仕上げようとすると、恐ろしい程の砂糖を投入しなくてはいけません。




この量、溶けんのか?ってくらいの量なんですが、


出来上がったものを食べてみるとそんなに甘くなく、

 

むしろ美味しくて困る、まさに悪魔の食べ物です。

 

 

 

よく『和菓子はヘルシー』なんて言われますが、

 

作ってみるとそうでもないものもあるので要注意です(*_*)

 

 

 

とにかく私は手軽に少量作りたいので、

 

もっぱら粉寒天を愛用しています。






{63A1F3BE-E604-4A00-A687-DC9FD408DCF4}

こちらは『おはじき』をイメージして作りました。






{A69B4CF2-AD7C-4025-8DC8-01B1D0BF780C}

和菓子作りでも、コルネがめちゃくちゃ役に立っています。

 



余談ですが。



私の母方の祖父は、母が高校生の時に亡くなっていますが、




寒天工場を営んでいたそうです。





今頃になって縁を感じます。




 

@melody