昨夜は稽古会に参加して大汗をかいて帰宅。

 

朝食と昼食を抜いて参加した稽古で、これは体重減必至と思って風呂上りに体重計に乗る。

 

昼にとんかつ定食をたらふく食べたその前日から100グラムしか減ってなくて、へこむ。63.4キロ。

 

ここで明確に目標体重を60キロを切ることに定め、7月いっぱいで達成することに決めた。それまでは増量の元凶の一つである柿ピーは食べないことにする。

 

🌻

 

今週の水泳教室で、

 

Lotusさん、ハイエルボーやめたの?

 

と先生に言われた。

 

クロールでは腕の回し方で大きく2つの種類がある。

 

水中から抜き上げた腕を肘を伸ばして回すストレートと肘を曲げるハイエルボー。

 

素人はたいていストレートであるが、ハイエルボーは玄人に見える。ハイエルボーの方が個人的には断然かっこいいと思う。

 

で、3月からの三か月の講習でハイエルボーを身に付けたいと先生に志願した。

 

やってみたら案外すんなり身について、先生にも、できてるよ、と言われてすっかりマスターしたもんだと思っていた。

 

ところが途中から出張などが重なりほとんど講習に参加できず、久しぶりに受けた講習だった。

 

自分ではてっきりハイエルボーになっていると思っていただけに、がっかりしてしまった。あれー!って感じ。

 

そう言われて必死にハイエルボーをイメージするもののどうもつかめず、泳いでいると体の動きがめちゃくちゃになって、溺れはしないものの自分の体が自分じゃないような感覚に襲われた。先生にも、もがいてますねえ、と言われてまさにその通りだと思った。

 

帰宅して教則動画を見る。

なんとハイエルボーとストレートについて全く誤認していることに気が付いた。ハイエルボーはスピード重視の短距離向きで、ストレートはその逆だと、どこかで聞いて(と思って)そう思い込んでいた。

 

自分は長距離をゆっくり泳ぐのを目標にしていたのだけど、あっけなく宗旨替えして見栄えのいいハイエルボーを目指すことにしたのだった。逆か?

 

宗旨替えする必要はなかったわけだ。

 

考えてみればそりゃそうだ。ハイエルボーは肩の力を抜くから肘が曲がるわけだ。リラックスしてそのまま腕を伸ばして掻きに入る。反対にストレートは肘を伸ばしたままぶんぶん回せるからスピードが出る。何も考えていない、とはこのことだなあと思う。おれはハイエルボーでぶんぶん回して泳いでいたわけか。犬かきみたいになっていたかも、と思って自分の泳ぐ姿を想像するとなんだか恥ずかしくなってきた。

 

そういえば先生も、もっとリラックスして、とか、脚はほとんど使わなくていいから、と言ってたっけ。おれは何をやっていたんだか。とほほ、だ。

 

しかしそうわかると俄然次回の講習が楽しみになってきた。時々ふと思い出しては、エア・ハイエルボーをやっている。あと、先生には腕は腿までしっかりかいてからリカバリーに入るように言われたけれど、どうもそれができない。ハイエルボーを意識しすぎているせいか、腿までかかないで肘を曲げたままストロークの途中で水中から腕を抜いてしまう。気分だけはハイエルボーなんだけどなあ。

 

まあ、しかし、自分の目標と泳法が一致したのだからよかった。あとは練習あるのみだ。

 

それに7月になれば屋外プールも開園するし、職場から遠くない武蔵野の森のスポーツプラザのプールはとてもきれいで人も少ないと聞いた。

 

ハイエルボーも7月中になんとかマスターすることを目標にする。

 

🌻

 

今朝の蓮。

 

慮山白蓮。

 

 

 

 

 白に勝る色はないと思った。