思えば昨日、ドバイのホテルをチェックアウトしたのが現地時間の午後1時。


バーレーン乗り継ぎバンコク行きの飛行機は午後9時発なので時間がある。大きな荷物はホテルに預けてランチとする。1時間くらいはつぶせるか。


サウジで食べ損ねたカブサを食べる。チェーン店だがひいきにしてるTazajで。オレンジ色の店。



カブサ。中東のトマト味の炊き込みご飯のようなものだ。



この店内が暑い。カブサも保温器で熱々にされていたみたいで鍋料理を食べているようだ。Tajazはサウジの方がレベルが高いのか。何かカブサも知ってるとの違った。20分で退散。



涼を求めてホテル至近の大型ショッピングセンターへ。



ダイソーがあったが約300円均一。耳かき探したがなかった。あっても300円なら買わないか。


カルフールで空港で買うより安そうなおみやげを買う。このショッピングセンターにはベンチが徹底的になく、脚を休めるすべがない。とっとと空港へ。空港ならwifiもあるし、エアコンも効いている。


ドバイ空港で時間をつぶす。一番に荷物を預けて搭乗ゲートへ向かう。頼まれたものを免税店で買う。


バーレーンで乗り継いでバンコクへ向かう。ガルフエアの通しだが、バーレーンでの乗り継ぎ時間が60分というのは気になる。バンコクまでオンラインチェックイン済みだから置いていかれることはないはずだが。


やはり、というか、ドバイ発バーレーン行きは15分遅れて離陸。単純に考えれば、乗り継ぎ時間は45分になった。ところがガルフエアは頑張って飛行予定時間1時間のところを50分でバーレーンに到着。


乗り継ぎは問題なく、バンコク行きの客になる。乗機率は50%くらい。空いてる席に移動して3席分を独占して7時間のフライトに備える。


ガルフエアは初めてかもしれない。まさか、と思ったことがまさかではなかった。酒の提供は無し。7時間が10時間くらいに感じる。開き直って3席独占したので体をまるめて横になる。本を読んだり映画を見たりして睡魔を待つが、待てど暮らせど、であった。


機内食。チキンとライス。まあ、こんなものか。



それでも少しは寝たようで、気がつくと映画がいくらか進んだようだ。何か夢を見たようだが思い出せない。


ようやくバンコクに着いたのはタイ時間の朝9時。ドバイのホテルを出てから17時間になる。立て続けに来たバンコク空港では入国手続きなどもあっという間に済ませ、大きな荷物は預けて、両替もして、中東から東南アジアへ、仕事から遊びにモードがガラッと変わる。



空港のフードコートでまずタイ料理1食目。初めから決めていた。カリカリ豚のあんかけそば。ラートナーの一種と言っていいだろうか。



電車と地下鉄を乗り継いでホテルのあるチャイナタウンへ。最寄りの駅の一つ手前で降りる。地下鉄が延伸する前から使っているファランポーンで降りる。東京でいうと上野みたいな場所。チャイナタウンに入るにはファランポーンから、というのが正しいと思ってる古い自分がいる。


今日のバンコクは涼しい。それとも中東慣れして温度センサーが麻痺したのか。


改めて食事をする。カオカームーという豚肉乗せごはんの名店で。混雑してるなか、一人分席を寄せて明けてもらった。





メニューの左上のカリカリ豚とチャーシューと中華ソーセージの3種乗せにする。


これはうまかった。いつもはすぐ近くのカオマンガイ屋ばかりで食べていたが、さらっと食べるならカオカームーだなと思った。



ホテルへの道すがら、もう一店寄りたい店がある。



珍しく混んでいた。今日は日曜日か。家族連ればかりだ。




汁なしワンタン麺。



4種の神器で味をカスタマイズ。





この自家製麺が他になくうまい。ギリギリの細麺。



今回のホテル。

16階をあてがわれた。





2時になるとビールの販売が停止されるので、ホテル至近のスーパー、ロータスへ急ぐ。



タイの神品、シンハビールを確保。


シャワーを浴びて、シンハの大きな缶をあけたらいつのまにか寝ていた。飛行機の中で見た夢の続きを見ていたようだ。いや、その前のドバイやリヤドから見続けていたのかもしれない。でもこの部屋のベッドほど寝心地のいいベッドはなかった。