断酒2日目の夜を通過。朝が来た。

 

初日の夜は長い夢を見たり、大量に寝汗をかいたりしたが、2日目の夜はおとなしかった。

 

断酒2日目は断食初日でもあった。ついでだ、やっちまえ、と断食することにした。

 

断食すると断酒の影が薄くなる。

 

特殊な例を除いて酒を飲まないで死ぬ人はいないが、食べないで死ぬ人はいる。体が酒と食べ物どちらを優先するかは自明の理だ。

 

昨日は風呂上がりに炭酸水を飲んで、あとは時間を空けて白湯を2杯飲んだ。さすがに空腹感があったが、8時には床に入ってラジオを聞いたり、本やブログを読んで睡魔の到来を待つ。なんだかすごく贅沢なことをしている気がした。11時ころだったか、一度寝てすぐに目が覚めたらうっすら寝汗をかいていた。ちょっと物足りない生体反応だ。

 

そのあとは自然と寝たが、読書灯をつけっぱなしだったのが悪かったのか3時ころ目が覚めた。夢は見ていなかった。また寝て4時半に起床。部屋の戸を開けたら猫のチャイくんとココちゃんがハチ公みたいにおとなしく待っていた。

 

酒をやめると自分の場合、眠れないとか、膝の裏に変な汗をかくとか、全身が痒くなるなどする日がしばらく続くのだが、今回は初日に寝汗をたっぷりかいて離脱症状が終わってしまったかのように穏やかである。今は朝ということもあるが、酒飲みてー!という願望は全然ない。

 

一方、断食の方は始めてから38時間ほどになるが、その間口に入れたのは白湯と炭酸水と血圧降下剤だけである。こちらもなんだか落ち着いてしまって、飯食いてー!という願望もない。断食は2日目が一番つらいと聞くけれど、今のところ、昨日の方がよほどきつかった。今は別に空腹感もない。でもこれは短期的な小康状態かもしれない。いつバランス崩して飢餓感に襲われるか分からない。まあ、その時はその時だ。

 

不眠でもないし、断酒断食の離脱症状も薄い。くらくらすることもないし、力が入らないこともない。腹の中は空っぽだし、体が軽く、体調はいい。腹が減っては戦はできぬ、というのうそなんじゃないかと思う。満腹時より今の方が多分戦闘能力は高い。

 

ただし夜は稽古があるので今日は自転車で出勤した。なんとなく本能的に体力温存したいのか、徒歩通勤はやめておいた。寒かったしな。

 

前回の断食の時、断食すると低血糖になる恐れがある知ってブドウ糖補給用にスーパーでラムネを買った。その時は一度も出番がなくて娘にあげてしまったが、今日も一応稽古の前に買っておこうかと思う。

 

森永製菓 ラムネ 29g×40個

 

後から起きてきた家内に、今日も多分断食すると伝える。夕食を作りすぎてもいけないので、前もって申告しておくのがマナーだろう。

 

断食中も量を抑えれば食べていいものとしてナッツ類がある、らしい。前回、断食中にドンキの無塩のナッツを買ったのだがうますぎて食べ過ぎた。あれは断食のサポートというよりむしろ敵だ。断食が終わってからノーサイドで食べたい。

素煎りミックスナッツDX(デラックス)