興味のあることに脳は支配される。

 

ひところ自転車にはまっていた時期は、町で「リサイクルショップ」という看板を見かけると、須らく「サイクルショップ」に見えて仕方なかった。

 

また、それほど興味があるわけではないのだが、近所にある理髪店の看板「えの本」が「えろ本」に見えてしかたがない。なんで、えの、だけ平仮名にしたんだろうか。

 

視覚だけでなく聴覚も惑わされる。

 

ニュースなどで、「全国の小中学校では、、、」と聞くと、「焼酎学校」を想起してしまう。教室で机に焼酎の入ったコップをでんと置いて酔っぱらいながら醸造学かなんかを勉強しているおっさんたちを思い浮かべる。

 

「誹謗中傷」と聞くと「誹謗焼酎」と思い浮かべる。

 

「しょっちゅう」と聞くと「しょっちゅう焼酎を飲む」イメージが浮かぶ。

 

海外出張を予定しているが、ある国のビザを取るのに必要な訪問先会社からの招待状がいまだに来ない。行ったら帰りにタイによる予定だ。2,3泊してタイ料理を食べまくる。

 

🌻

 

過去の出張記録を見ていたら写真がたくさん出てきた。この寒い時期、暑いタイが一層恋しい。

 

ほとんどこの国の国宝といっていいシンハビール。

 

 

貝を炒めたもの。これがあったら無尽蔵に米が食える。

 

 

タイ料理の代表みたいなトムヤムクン。間違ってプリッキーヌ(唐辛子)を噛むと悶絶するほど辛い。

 

 

この店で食べた。

 

 

 

違うビールを飲みなおす。

 

 

汁なし麺、バミー・ヘン。

卓上の4つの調味料で自分流にカスタマイズする。砂糖と唐辛子を和える妙。

 

 

豚、切ってめしに載せてくれ!

ハイヨ。

 

 

ムー・クロープ(豚肉をカリカリに揚げたもの)をかけたごはん。

 

 

あまりにうまかったのでおかわりをしてテイクアウト。マンゴーとともに。

 

 

屋台の焼売もテイクアウト。

 

 

チャイナタウンに夜が来た。

 

 

ソーセージを買い食い。

 

 

当たり前にうまいカオパット(チャーハン)。

 

 

列車に揺られてバンコク郊外へ。

 

まずは腹ごしらえ。毎日通った駅近の名店でカオマンガイ。きざみショウガ入れ放題。

 

 

バンコクのフアランポーン駅。旅愁そそる頭端式の伝統ある駅。

だが、もうバン・スーの新駅に首都の中央駅の座を譲ったらしい。

 

 

中はほんのりエアコンが効いている。

 

 

3時間乗って運賃100円くらい。

 

 

もちろんエアコンなし。

 

 

 

のどからからで飲んだ毒の色をしたジュース。

 

 

帰りの電車はいつ来るか分からない。雲を眺めてボーっとして待つ。

 

 

汁別皿の麺。

 

 

帰国前に空港での最後のタイ料理はカオマンガイ。蒸し鶏と揚げ鶏のミックス。

 

 

ついでだが

サウジアラビアの朝ごはん。

 

奥から、パン、そら豆のコロッケ、ピクルスを挟んで豆のスープ、オリーブオイルがかかった胡麻のペースト、生野菜の山。

酒が飲めない国なので、朝から食欲爆発。

 

 

昼飯はビュッフェ。インド料理とアラビア料理のミックス。サウジシャンパン(ノンアル)と。

 

タブーレ(パセリのサラダ)が妙にうまい。多分、出張中は野菜不足になっているからだろう。

 

 

ここでもビリヤニ確保。

 

 

シャンパンはリンゴソーダにいろんなフルーツとミントが入っている。

 

 

アッラーのほかに神は無し。

めちゃくちゃ暑い!

 

 

ビリヤニ。

 

 

ビリヤニの先祖といわれるチキンカブサはトマト味。

 

 

ドバイでビリヤニといいちこ。

 

 

ドバイ出国前の一人饗宴。

 

 

🌻

 

暑い国を思うと、東京の寒さが一層こたえる。