アイスなどめったに食べない自分だったが2，3年前にチョコモナカジャンボ(以下CMJ)にはまった。
味、サイズ、価格。どれをとっても劣った点がない。
そのうえ、個人的感想だが、爆食した後の消化促進効果もあり、二日酔いを和らげる効果もあり、気分がふさがった時の精神高揚効果も認められた。
甘いものが必要となったら必ずCMJ。ほかには目もくれなかった。
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それが、ある方がブログ記事で森永乳業の姉妹作であるバニラモナカジャンボ（以下VMJ)を絶賛しているではないか。しかもその方は自分同様、それまではCMJ一点張りでVMJには目もくれていなかったようだ。
この冬の時期、森永乳業さんはCMJファンに贈り物をしてくれる。冬限定とうたって中に挟まっている板チョコ（センターチョコ）を精一杯分厚くしてくれるのだ。そして食べたことがなかったので内容はよくわからないのだが、VMJにもなにか素敵な限定仕様をまとわせているらしい。
この方の記事によると、そもそもCMJとVMJとでは使っているアイスクリームが違う。おれはなんとなくだがCMJからセンターチョコを抜いたものがVMJだ、くらいにしか思っていなかった。だったら大好きなチョコが入っているCMJを選ばない手はない。
しかし調べてみると、厚生労働省によってミルク系のアイスは乳固形脂肪分率などによって３つのカテゴリーに厳格に分けられている。乳固形脂肪分率の高い順に、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスである。この率が高ければ高いほどおいしいのかは個人の好みによる。あっさりしたラーメンが好きな人もいれば油こてこてのラーメンしか食わんと言う輩もおれは知っている。ただ一般的に率が高い方がリッチ感があり値段も高い。ミルク系ではないガリガリくんなどは、氷菓、と表記される。
スーパーのアイスコーナーで調査してみたのだが、ほとんどのミルク系のアイスはラクトアイスである。その中にあってCMJはアイスミルクであってさすがと言わざるを得ない。さらにVMJに至っては最高位のアイスクリームである。なお、VMJのライバルと目されるモナ王はラクトアイスだった。しかし意外なことにも気が付いた。デカさでは抜きんでていると思っていたMJ姉妹だが150mlであって、モナ王より10mlだが少ない。ジャンボは王より小さいのだった。そして意外にドラッグストアのCRE〇TEはCMJをかなり安く売っているがVMJは扱っていない店が多く、スーパー〇Kも同じである。
さっそく冬限定のVMJを食べてみた。確かにうまい。これはこれでありだ。言われて分かった程度だがCMJよりアイスが濃い気はする。ただアーモンドを使っていると書かれているがそれは全然感じなかった。
しかし総合点では自分はCMJだと思う。大好きなチョコの有無の差はデカい。ただここまで来たらモナ王も食べてみたくなった。ただしモナ王にチョコ味は無いようである。抹茶味は見かけた。アイスクリームとラクトアイスの差はどんなもんだろうか気になる。
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CMJとVMJの関係とは性質は異なるけれど、２つが並び立つことと言うのはよくあることだ。書き出すととどめが効かなくなるほど思いつくことは多いので食べ物に限っていくつか。
焼き鳥のたれと塩の件。
おれはたれ派である。たまには塩もいい。だがおれには焼き鳥の基本はたれだ。
もともと焼き鳥は雑多な食べ物であって高級な素材ではなく、普通の鳥をいかにうまく食わせるかにあると思う。店独自のたれを使って焼き手の腕でいかにうまく炭で焼くか。塩だと素材で味が決まってしまう気がする。いい肉の味を最大限に引き出すのはシンプルな塩かもしれない。でもおれが好きなのは横町の煤けたような焼き鳥屋であって、そういう店が扱う鳥にはたれがいいと思う。そういう店で、おれはやっぱり焼き鳥は塩だ、と塩でばかり食っている人がいたらおれは白白しく感じてしまうだろう。それぞれ好きに食えばいいだけの話だが。持ち帰った焼き鳥を串から外して飯の上にのせてたれをかけて作る焼き鳥丼。これはたまらないものがある。
肉まんとあんまんの件。
おれは中華まんといえばすなわち肉まんであってあんまんなどは眼中にない。ピザまんとかカレーまんはこの場合論外だ。食事とデザートという性格は比較にならないけれどよく似た形状で一緒に蒸されていれば比べたくはなる。眼中にもないあんまんだけれど、何かの拍子に、例えば一口食べてみる？という誘いがあったり、中華のコースの最後に小さめのあんまんなんか出て食べてみると、あんまんてうまい！と驚くことがある。肉まんとあんまんが並べておいてあれば間違いなく肉まんに手が伸びる。しかしあんまんはあんまんでおれ結構好きじゃん、甘いものの中でも割かしおれの中では高い位置占めたりしてるのかもなんて思ったりする。今日のように寒い日はアツアツのあんまんを食べてほっこり笑顔になるのも悪くない。