日本のニュースも強盗事件が続いているとのこと。物騒な世の中です。
夫の知人からメールが届きました。
どうやらオハイオの日本人経営者のかたの日本食料品店が銃撃されたそうです。
お店のご主人は日本人の93歳、奥さんは80歳。
幸い閉店後で怪我はなかったそうですが。
過去には何度か自宅にも強盗にもあったことがあるそうで。
命に別状がなくてよかった。でも歳とってから怖い思いするのは本当にかわいそうだよ。
私も昔、ブログに書いたけど、怖い思いをしました。何年か前のお正月に深夜のドアのピンポン。
うちはいつも誰かが必ず起きているので電気つけっぱなしなので、留守の家と間違われたみたい。まさか家に人がいるとは思わなかったのでしょう。
私も、強盗に入ろうとしていた人とは思わず、どうしたの?なんて聞いてしまって。
帰ってくれたのでよかったけど、銃でも持っていたら大変だったわ。
突然のメールにて申し訳ございませんが、早急にこのニュースを共有させていただきたくこの場をお借りします。
もうニュースで見られた方もいらっしゃると思いますが、1月22日(日)夜Evendaleにある日本食料品店TokyoFoodsで銃撃がありました。犯人は30歳前半の白人、十数発を店内に向けて撃ったそうです(うち2-3発は店内を命中)。犯罪理由としては、彼は”President of Tokyo” であり、 Tokyo Foodsは“Not in compliance”で銃撃したと証言しています。詳細は以下のニュース報道をご参考ください。
https://www.youtube.com/watch?v=sLwYPxQBWZw
その晩はもう閉店していたためお店のオーナーである松田夫妻は無事でした。後日わたしもすぐに駆けつけてお話をしたのですが、お店のダメージと精神的疲弊感がお二人に見受けられました。
こういう事件が地元で起こったということは非常にショックであり、同時に松田夫妻の安否も日々気になります。ご主人は93歳、そして奥様は80歳のご高齢で35年間お店を二人で経営していました。パンデミックで次々と自営業破綻が続く中、松田夫妻は2回の家庭内強盗に遭いながらもなんとか切り盛りをしていた中でこういう事件が起こったことは不運としか言いようがありません。つきましては、松田夫妻サポートのため私個人でありますがGofundmeでファンドレイジングを設立しました。
そこで皆様にはまずこの情報を共有し、永住、駐在者を問わずシンシナティ、オハイオ、および中西部の日本人コミュニティでのご協力を呼び掛けたいと思います:
- この情報を知人、ネットワークへ拡散していただくこと、
- もしTokyoFoods近辺へ行かれた場合は松田夫妻へお声を掛けて話し相手になってくれること、
- そしてできれば松田夫妻へのサポートとして以下Gofundmeリンクで寄付のお願い
なお、シンシナティではアジア人コミュニティでもサポートの組織化を企画しているのでまた近日SNS、メディアでも表面化されるかと思います。また励ましの意味でも千羽鶴を後日送呈する予定なので、折り紙が得意な方がいらっしゃいましたらご一報ください。
最後に私事でありますが、ここ数日松田夫妻のために何ができるかを毎晩思索していました。ようやく私の辿り着いた結論そして願いとしては、松田夫妻にシンシナティでの余生を平穏に送っていただけること、それだけです。
渡米から約50年、ここまでどれほどの苦労をされたか想像もつきませんが、後年を振り返り「あー、ここへ来てよかった。」と思っていただければ幾ほどの救いになるのではないでしょうか。松田夫妻のような先駆者あっての今の自分があり、現在の日米友好関係があり、次世代へのインスピレーションにもなると思っています。
長文、不慣れな日本語文で失礼いたしました。その他質問等あれば是非ご連絡ください。
まずはご共有まで、みなさまのご協力及びサポートの程を何卒よろしくお願い申し上げます。
以上
佐土孝二
シンシナティ日米協会会長 (NPO),
Asianati Co-Founder (NPO),
Procter & Gamble Senior Director (Work),
Proud Japanese-American (Me)