頭の良くなる薬、性格の良くなる薬。 | アメリカおばさんのブログ

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アメリカの学校の先生と日本語学校の補習校の先生をしています。教育のこと、習慣の違いに驚いたこと日々感じたこと、起こったことなど独り言を書いてみたいと思っています。趣味は料理です。

確か歌で、「バカは死ななきゃ治らない!」とか「バカは死んでも治らない」って言う歌があった。DASH!
でも頭の良くなる薬、というか性格が根本的に治る薬があるんですね!!!叫び

実は私の働いている小学校の一年生の子供。
名前は書けませんが、ある男の子が、昨年の12月から、また、ある女の子が3月の24日から、薬を飲んでいます。

薬を飲む前は、
先生の言うことを聞かない、宿題はやってこない、大騒ぎをする、勉強する気がない、意地っ張りで絶対に人のことを聞かず、お腹が痛い、頭が痛いと授業時間に何度も先生に訴える。
保健室に行っても熱も無い。緊張の為のお腹が痛いとかかと思ったけどそれも違う。
落ち着かない、人の勉強の邪魔をする。座っていられない。何度も校長室に呼び出されてた。
いつも怒った顔をしていた子。爆弾

ところが、
二人とも薬を飲み始めてから、
宿題はやってくる。先生の言うことを良く聞く。友達に優しい。お手本の生徒になる。落ち着いて勉強する。挙手が多くなった。お腹が痛いとか具合が悪いと言わなくなった。顔色が違う。集中力も違う。さわやかな笑顔。ニコニコしているの。きちんと座っている。成績が信じられないくらい上がってテストの点数も0点から100点!!ドキドキ目

なんか性格が変わったよ。こんなこと言っちゃいけないんだけど、「すごい悪ガキ」だった子が、いきなり「生徒会長になっちゃう」ぐらいの変わりようなんだもん。
友達の物を投げたり意地悪していたのに優しくって思いやりのある子になっちゃうんだよ!!!

な、なんなんでしょう????信じられないよ。魔法の薬だ。
こんな薬があったなんて!!!!明日なんという薬か名前を詳しく聞いてこようっと。

娘にさっきこのことを話したら、「あー!ママ、私の学校の先生がね、言っていたよ。先生の友達で先生が高校のときに、隣の子がいきなり「ねー、あの、先生の机に座っている人誰?南北戦争の格好した兵士がいるじゃない?」って言うんだって。誰もいないのに。「こりゃこの子危ない!」と思っていたら病院に行って、その子薬の治療をしたんだって。そしたら治ったって。
その薬って、たぶん脳のある部分を治す薬だと思う。いろんなことを考えすぎちゃったり、考えることが出来ない状態になったときに、この薬を飲むと、ゆとりが出て考えることが出来るようになるんだって。日本でももう使われていると思うよ。」
へーっ。

アメリカおばさんは興味があるよ。
アメリカおばさんも子供の頃に飲んで優秀になりたかったな。

でもこんな薬、もちろん医者の監督の下で飲むんだろうけど、ある意味、考え方によっては恐ろしいような。この薬を世界中の人が飲んだらどうなるんだろう?
確か「ザ・ギバー」という本もこんな内容だった。